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味噌煮込みうどんは最高だぎゃあ

三連休明け、社会人の皆さん如何でしょうか?

 

会社ぶっ壊したくなりません?

 

俺はなります。すいません。

 

今日は一日中走り回って、やっとデスクに座れたのは5時半。既に定時は過ぎている。

急いで今日中に終わらせなければならない書類をエッホエッホと片付けていく。

と、そこで課長に、「ちょっと」と呼ばれる。

嫌な予感である。

 

課長席まで行くと

「君ってグラフ作るの得意だっけ?」

嫌な予感的中である。

俺は、

「はい、それなりです!!!」

と社会人になって身につけたyesともnoとも言わない返答をするも、やはり書類を渡され、更にえっさほっさと資料を片す。

 

 

気がつくと7時だ。

まだまだ仕事は残っているが、目がしょぼしょぼだし、特に腹の減りが酷かった。

 

俺は腹が減ると途端に機嫌が悪くなると言うとても悪い癖がある。

 

仕事の量も明日頑張ればなんとかこなせる量だし、俺はそのまま帰ることにした。

 

外に出れば、これまた寒い。

その寒さが余計イライラを募らせる。

早急に飯を腹に入れねば。

 

いつも通り、ラーメンでも食うかな…

と思ったが、日頃の不摂生で俺の胃袋はズタボロでもう油を身体が受け付けない。

 

街を歩けば蕎麦屋が見えた。

そこにはたまに行く。

おっちゃんとおばちゃんが経営している小さな蕎麦屋だが、結構美味い。

 

今日はこれだ。

 

俺は蕎麦屋に入る。

 

いつもどおり、カツ丼セットを頼もうと思ったが、壁にあるメニューを見て思いとどまった。

 

味噌煮込みうどん

 

はてはて、こんなもんあったっけ?

 

味噌煮込みうどんとは、鍋でグツグツと味噌を煮込みそこにうどんをぶち込んでズルズル啜る名古屋めしである。

 

実家で、土鍋に味噌煮込みうどんの元を入れてよく食わせてもらったもんだ。

これがアツアツで美味いのだが、店で食べたことはなかった。

 

迷わず、味噌煮込みうどんを注文。

しばらくしたら出てきた。

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これが名古屋名物の味噌煮込みうどんだ。

 

汁をひとすすりする。

家で食うよりも甘さはなく、出汁が効いていて美味い。

ちなみに、味噌煮込みうどんはとにかく熱い。

だから、普通のうどんを食べるみたいにズルズル啜るととにかく火傷してしまう。

それだけじゃない。味噌が飛んで服が汚れてしまう。

しかし、味噌煮込みうどんを食べる時、取り皿は用意されない。

どうするかというと、鍋の蓋を裏返して皿代わりに使うのだ。

 

蓋に麺をとりわけ、スルスルとうどんを食べる。

その熱さで俺の身体は芯からあったまってきた。いやはや美味い。染みる。

 

次は、油揚げを食べる。よーく味噌が染み込んでいてめちゃくちゃ熱いがめちゃくちゃに染みる。

思わず、かぁー!!!っとため息を吐いた。

 

お次は卵を崩して全体になじませる。

味がマイルドになり、また、スルスルと麺が進む。

 

お会計を済まして、店を出る。

さっきの寒さが嘘のようだ。

 

俺は少しだけ元気になって家路に着いたのでありました。

 

 

 

原爆が投下されたことよりもBTS出演中止のがヤバいとか言う人に見て欲しい映画

働いてシコって寝るだけの生活を続けて早数年。私は世間様の流行り廃りに疎くなっていた

 

まじで、テレビ見なくなったし、スマホを見るのもエロ動画見るためだけだし、pc使うのもゲームかエロ動画見るためだけだし、マジで地獄。

 

そんな俺が外界の情報をどこで手に入れているかというと、2ちゃんまとめサイト。マジ地獄。

(今はオープン2ちゃんなの?5ちゃんなの?どうでもいいけど)

 

今日も、あぁ、このグラビアアイドルいいですねぇ!!!といいですねぇを連発していたところですが、そういう下世話な記事の合間に、日産ゴーン会長逮捕との文字が踊る。

 

ちょっと待てよ。なんで日本の企業の会長が外国人なんだよ!!!

と一瞬思ったけど、サッカー日本代表監督も外国人だし、多分似たような理由なんだろう。

うん、多分違うな

 

まぁ、ゴーンさんが捕まったところで、我が愛車日産DAYZにはまったくなんの問題もない。これからもよろしくな!DAYZ!!!

 

画面をスワイプする、と

BTSの出演が中止!?

なんだよBTSって、BLTとかELTとかなら知ってるけど、BTSってなんだよ!新手の新人アイドルかなんかか!?

 

と思っていたら、なるほど、韓流アイドルね。

 

 

そう言えば、高校の頃、俺の親友の藤田が韓流にどハマりしていた。

 

 

ある日、「ちょっとKARAのダンス完コピしたんだけど見てくれへん?」

と藤田は俺の目の前で腰を振りながら

ナナナナナナーナーナナナナー」

と歌って踊り出した。

俺は死ぬほどムカついたので、藤田のフリフリ振っていたケツをぶっ叩いた。

藤田との悲しいクリスマスの思い出はこちら

 

 

話を戻そう。なんでも、この人達、原爆のキノコ雲が描かれたTシャツ着てたり、ナチスの軍服がどーのこーので今ネットが荒れてるらしいね。

 

ネットでは、「なんだこの反日アイドル!!」とか叩かれている一方で「BTSが見れなくてマジショック!!!ムカつく!!!」と言っているファンがぐちゃぐちゃに入り乱れてカオス状態みたいだね。

 

みんな落ち着けよ!!

 

まず、このBTSの人たちがどう言ったイデオロギーを持っていようが、その人たちの音楽性とかには一切関係ないし、なんなら、俺この問題で1番やばいのってBTSのスタッフでしょ。

 

調べりゃ、この人達アメリカとか世界中でめちゃくちゃ人気らしいじゃん。

そんな人気者が人前に出るときに、ナチやら原爆やらと言ったナイーブな問題が絡んだデザインの服着せちゃダメでしょ。着てちゃダメでしょ。

そりゃ荒れるよ。

 

あと、ファンの人たちも落ち込むの分かるよ。

 

俺だってエレファントカシマシがMステ出るの中止にされたらタモリの事信じれなくなると思うし…

 

でも、だからと言って、原爆やナチスの事を軽々しく大した事ないって言うのは流石にやめて欲しいよ。

 

そりゃ、原爆もナチスも大昔の話だけど、一体何人死んだと思ってるんだ?

 

何万人って数だぞ。

 

ある日、突然、自分の周りの大切な家族や友人や恋人がゴミみたいに一瞬でぶち殺されたんだぞ。

 

冗談だろうが、なんだろうが、絶対軽々しくナチスや原爆の話を大した事ないみたいな言い方すんな。

 

さて、ナチスや原爆の悲惨さが分かる映画を紹介。これを見て、是非とも戦争の悲惨さを知って欲しい。

 

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サウルの息子アウシュビッツで死体処理をさせられるユダヤ人の部隊ゾンダーコマンドであるサウルはある日、自分の息子の死体をガス室から見つける。

サウルは悲しみ、せめて息子の死体をユダヤ式で弔ってやりたいと思う…

 

tommrow  明日

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原爆投下の前日、たしかに生きていた人々の日常を描く。結婚した若夫婦。はじめての出産を終えた母と生まれたばかりの子供。

みんな明日を信じて生きていた。しかし、明日なんてなかった。

 

 

なんか、ちょっと今日はアツくなってしまった。

本当はもう少し面白おかしい話がしたかったんだけど、気分じゃねえからやめました。

 

とりあえず、みんな楽しくね、喧嘩とかせずさ、やりゃいいじゃん。

 

 

 

マック美味すぎる問題

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度の飯よりマック好き。どうも管理人です。

 

いや、僕めっちゃマック好きなんですよ。

ほんまうますぎひん?

そもそも、僕はハンバーガー大好き男として有名で名古屋のハンバーガー屋は結構色々通ったんですよ。

やれ、パテがどうやバンズがどうやらとハンバーガー屋に行くととやかく言うんですけど、そんな俺が認めます。

 

マックこそ至高。

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マックと言えば、昔、スーパーサイズミーと言う映画が公開されていましたね。

三食ともマックを食えばどうなるかと、で、製作者はかなり健康を害したわけですよ。

知ったこっちゃねえよ

俺たちデブはよぉ…くいてぇもんバンバカ食って早死にしたらそれはそれで本望なんだよ!!

 

・今日も夜マック❤️

今日もね、当たり前のように残業しておりました。というか、残業するのが当たり前という日本の風潮ヤバない?

と言うわけで、いち労働組合会員でもある僕は8時にはもうタイムカードを押して部署を飛び出しました。

俺はもう知らないったら知らない!!!

その後、女友達が俺の部屋に忘れ物を取りに行きたいと連絡を受けて、久しぶりに部屋の掃除を。俺の部屋汚すぎワロタ状態になっていたら女の子から連絡。

彼女は俺の部屋には上がらずに、忘れ物だけ渡したらさっさと帰ってしまった。

なんとも言えないアフターファイブである。その時、あー、マック食いてえ、と唐突に思った。

 

・車でマックへ

そして、車を走らせマクドナルドへドライブスルーでビッグマックセットを注文。

もちろん、夜マックを注文。

最近知ったんだけど、夜マックって東海でしかやってへんらしいね。

100円払えばパテが2倍にならと言う超お得なサービスです。

サイドメニューはポテト。飲み物はマックシェイク。

受け取り口でマックを受け取る。

俺の不満なんだけど、飲み物を先に受け取らないと、飲み物は袋の中に入れられることになるわけですわ。そうすると、袋の中で飲み物が倒れて、マックの紙袋がビショビショになっちゃうことがたまにある。

あれどうにかなんないっすかね?マックさん。

 

・家に帰り、かぶりつく

家に帰ってすぐにかぶりつく

肉汁などは一切でない。ひたすらパサパサでしょっぱいがこのジャンクさがたまらんのだわ

一口、二口とバクバク食う。

と、ポテトを3.4本掴み、口に運ぶ。

この時点で俺の口の中に水分は一切ない。

そこでマックシェイクを一口飲んで、その水気でバーガーとポテトを胃に流し込む。

更にマックシェイクをもう一口。

甘さで口の中がリセットされ、またハンバーガーに口が向かっている。

 

幸せである。

 

しかも、今日は夜マック。パテは4枚である。

肉肉しいことこの上ない。

それに比べてバンズのなんと頼りないことか。

手で押さえたら、ぺったんこになって、もう、ほとんど原型を留めていない。

だがそれがいい

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パンなど飾り物です。偉い人にはそれが分からんのです。

 

 

 みるみるうちにハンバーガーを完食してしまった。残るポテトですが、今日はこいつが厄介でしたね。

食感がフニャフニャで、なるほど、これは作り置きされていたものだなとすぐわかる。

まぁ、いいんだけど、ポテトが俺に何も望まないように俺もポテトに何も望むまい。

 

 

完食して、紙袋をぐしゃりと丸め、ゴミ箱にダンクする。

心地の良い満腹感に襲われる。

 

いやはや、マクドナルドはやっぱり最高や!

 

 

ヒストレスヴィラからの脱走

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今日は少しだけ親父の話をしようと思う。

俺は親父に似たと思う。

 

俺の親父は若い頃は遊び人だった。

パチンコとパチスロとタバコが大好きだった。

タバコ嫌いの母さんとよく結婚できたなと思う。

休日は遊びまわる訳で、当然、俺や兄貴の面倒は母さんに任せっきり、幼少の頃の親父との思い出はほとんど皆無に等しい。

俺はそんな親父の事が好きになれなかった。

と言うよりも、親子なのに何を話していいかわからなかった。

 

親父は読書家で漫画好きの小説好き、おまけにゲームも映画も大好き。

親父の愛好品は親父の書斎から溢れ出し、遂には俺の部屋にそう言ったものを置くようになり、俺の部屋は親父の物置へと様変わりしていった。

 

俺は親父と話す代わりに親父の愛好品達を手にするようになっていった。

きっと、俺なりに親父のことを知りたかったからであろう。

 

俺はコロコロコミックスやジャンプを読む前にAKIRAを読み、かいけつゾロリを読む前に夢枕獏を読むようになった。お陰で漢字にはだいぶ強くなれた。

1番影響を受けたのは映画だった。

親父は幼い俺たちがいようがいまいが御構い無しに、グロ映画を喜んで見る男だった。

親父が見ている横で見たキルビルの衝撃を今でも忘れない。

 

こうして、俺は親父の放任主義の英才教育により、立派なオタクに育っていったのであった。

 

 

高校生の頃であったろうか、部屋にいる時に親父が俺の部屋にやってきてゴソゴソと何かを探している。

この頃には親父の遊び癖も大分おさまり、更に俺は親父の影響でサブカルチャー好きになっていたので話も合い、仲良し親子、とまではいかないまでも普通の親子と言って差し支えない関係性は築けていた。

 

「どしたん?」

「いや、探し物」

と親父は言う。

なかなか見つからないみたいだったので俺も手伝う。

と、本棚からズタボロになった本を見つけた。

「あ、それ、懐かしいな。筒井康隆だ」

親父はそう言った。

聴くと、親父は昔、大の筒井康隆好きだったらしい。作品は全部揃えたらしい。

俺はそんなこと知らなかった。親父が俺の部屋に膨大に置いいった愛好品達の中に筒井康隆の本が一冊もなかったからだ。

 

「昔、捨てたんだよ。全部。でも、これだけは捨てれなかったんだよな」

と親父は懐かしそうに言った。

 

その本のタイトルは「アフリカの爆弾」と言う短編集。

なんでも、親父はその本に収録されている「ヒストレスヴィラからの脱走」と言う短編をいたく気に入って人生の辛い時によく読んでいたらしい。

 

そんなことを言っているうちに探し物は見つかり、親父は部屋から出ていった。

そんなことを親父から聞いたら、その話を読まぬわけにはいかぬ。

ヒストレスヴィラからの脱走はおかしな話だった。

 

主人公の男は事業に失敗し全てを失う。

男は自分を見つめ直すため、地球人が誰一人といない惑星ヒストレスヴィラで孤独に数ヶ月テントを張って暮らした。

ある日、郵便が彼の元に届く、彼が持っていた株が急上昇して、一挙に彼は大金持ちになり、仲間達とまた事業を地球でしようではないかと言う話になった。

急いでヒストレスヴィラから地球に帰ろうと駅に行くも、地球行きの切符は3年前に売り切れており、すぐにヒストレスヴィラをたつことは出来ない。

とにかくヒストレスヴィラと言う惑星はのんびりとした惑星なのだ。

あの手この手を使いヒストレスヴィラからの脱出を試みる主人公。 

しかし、全てうまくいかない。ヒストレスヴィラの住人に聞いてみれば、この惑星にやってきたものでヒストレスヴィラから出ていったものは一人もいないとのことだ。

主人公は絶望的な気分になっていたが、その時、汽車が彼の前を走っていった。飛び乗る主人公。これでようやくヒストレスヴィラから出られる。安堵からうたた寝をした主人公。

起きた時、汽車はとある駅に着いたところだった。見覚えがある場所だ。そこはヒストレスヴィラであった。

主人公はヒストレスヴィラから脱走することが不可能であることを悟る。

 

辛い時に読むには暗い話だ。

俺はなぜ親父がこの話を気に入ったのか全く理解できなかったが、仕事を始めてから少しだけわかった気がする。

 

親父は日常から脱走したかったのだろう。

社会人になってから、毎日は同じことの繰り返し、昨日と今日が入れ替わっても気付かないくらいである。結婚して子供など出来ようものなら人生から冒険は足跡1つ残さず消え去り、残るは安定と言う名の生暖かい泥沼である。

 

だから親父は俺たち家族を置いて遊び歩いたのであろう。

 

それこそが親父にとってのヒストレスヴィラからの脱走だったのだ。

 

今、俺は働き初めて数年が経つ。

毎日は優しく、生温く、穏やかで、過去に抱いていた怒りや憧れや夢を忘れさせるには十分すぎるほどだ。

 

俺もいつのまにかヒストレスヴィラの中にいるのかもしれない。

スマブラは社会生活を学ぶために必要。必修化すべきだ

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スマブラやったことない人おる?

 

いきなりすいません。俺、今25歳なんですけど、同年代の人含め、男子でスマブラやったことない人います?

スマブラこと、大乱闘スマッシュブラザーズはもはや説明不要の大人気格闘ゲームですよね。

 

もう、友達の家に遊びに行けばね、みんなでバチバチに遊んでましたね。

 

小学歳低学年の頃、サムスが女だと言っても誰も信じてくれなくて、クラスの番長からてめえ何言ってんだ!と怒鳴られて泣きかけた事、未だに覚えています。

 

そんな、みんなの心をがっちりと掴んで離さないスマブラなのですが、スマブラはリアルファイト製造機としても有名でしたね。

 

最下位の奴が交代ルールによる特定の人物だけによる交代ローテーションを始め、陰湿な奴のはめ攻撃、根暗な奴の画面端で屈んで待機。「ちょっと待てよ!!!」とコントローラーをぶん投げての直接リアルファイト。

 

リアルファイトを繰り返すうちに、子供達は、

「あ、これ忖度が必要だな」

と気づくわけです。

 

・叔父さんがクソ弱い。俺の初忖度

小学校高学年の頃、親戚の家でスマブラをいとこ達とやっていました。

いとこ達ってのがバカみてえに弱い。

ただ、俺はいとこ達の間でも1番年下だったし、そんなの御構い無しに無双し続けてました。

「くっそー、いやー強いなー」

なんて言ってくれてちょっと鼻高々なくらいだったんです。

で、それを見ていたいとこのお父さん、つまり叔父さんがね、

「おう、楽しそうやん、俺もやらせてや」

と輪に入ってきたんですね。いとことは仲良しだけれど、叔父さんとはあんまり話したことなくて、自分シャイボーイな事もあって緊張しちゃったんですね。

 

この時、俺は人生で初めて

「あ、忖度しなきゃ」

と思いました。

 

叔父さんはファルコンを使ってて、俺はリンク使ってたんですけど、また叔父さんがクソ弱い。お前、どこにファルコンパンチ打ったんだよ!!!って感じ。

でも、もう、俺勝ちまくってたから、いとこ達も「お父さん頑張れ〜!!!」

てな感じで俺、クッソやり辛い。

 

あー、まじかー、と思いつつ、スマッシュ攻撃(スマブラで勝負を左右するほど強い攻撃)をあえて打たなかったり、あえて攻撃をくらいにいっりしてギリギリの攻防っぽく見せつつ、最後は叔父さんに華を持たせてゲームセット。

 

喜ぶ親戚たち。疲れる俺。

俺、初の接待ゲームプレイである。

 

・敢えて勝ちに行くパターン

敢えて勝ちに行く事もある。

スマブラの最大プレイ人数は4人であるから、5人、6人集まってやるときは必然的にローテーションでプレイしていく、こう言う時は大体、最下位の1.2人が代わって行くのが常なのですが、こう言う風にプレイしていたら、必然的に強い奴はずっとプレイしているわけですね。

そうなってくると、誰が言うわけでもないんですけど、暗黙の了解で、強い奴をみんなでそれとなくリンチにするんです。

これも、あんまりにもあからさまにやり過ぎると、リアルファイトに突入するので、上手い具合にやるわけです。

つまり、2人が同じくらいのダメージを負っていたとしたら、強い奴の方を集中的に狙う。

そうすると、均等にローテーションが行われて、みんな楽しくプレイ出来るわけです。

 

・みんなが楽しくプレイするために

 

みんなが楽しくプレイするために、自然と子供の頃から忖度を覚えるわけです。

この能力めちゃくちゃ大事じゃないですか?

社会人になって1番気を使うのって、正しく業務を行う事じゃなくて、相手に華を持たせつつ業務する事だったんですよ。

 

先輩がミスしたり、取引先がミスしたりした時に、「いや、すいません、俺が説明不足なばっかりに!!!」

とこの一言が言えれば、みんな幸せなんですね。

そうすると、「もお、しっかりやってよー」

と俺が悪者になる事で全部うまく回るんですね。

 

こんな風に、スマブラを通じて学べることはきっと社会で絶対必要だと思うんですね。

スマブラは学校で必修科目にすべき!!!

 

絶対に映画館へ見にいくべき「ボヘミアンラプソディ」(ネタバレ感想)

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2018年秋の超話題作、大ヒット公開中のこの映画。

監督はブライアンシンガー、あの伝説のバンドQueenの伝記映画

ボヘミアンラプソディ」を見てきたぞ!!!

 

 

 

一言感想を言うと、素晴らしかった!!!

 

 

・これは映画ではなくロックショーだ

 

監督、ブライアンシンガーはx-men シリーズでおなじみの実力派エンタメ監督。

(アポカリプスはつまらなかったぞ。もっと頑張れ)

そんな大物監督があの「Queen」の伝記映画撮るとか、面白くないわけがねえだろ。

 

今日、映画館行ったら休日という事もあり、ほぼ満席、客層はQueen直撃世代のナイスミドル達がやや目立っている印象。

自分、Queenは超にわかで有名曲とメンバーの顔と名前くらいしか知らない。

と言うか、フレディ・マーキュリーよりも魁!!クロマティ高校のフレディ

を先に知った俺にとって、フレディマーキュリーってなんとなくヤバイおっさんのイメージが拭いとれない。

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クロマティ高校1年生フレディ。

 

そんな俺が行っても楽しめるのだろうかと不安だったが、完璧に杞憂でした。

 

 

まず、この映画、Queenの誰でも知っている名曲たちがバンバン劇中に流れるんだけど、それがめっちゃくちゃ素晴らしい。

これだけで、もう、俺、大満足ってくらい。

と言うのも、劇中音楽制作にQueenのギタリスト、ブライアンメイが携わっているらしい。

はい、本家登場です。

そりゃあね、いいに決まっとるでよ。

だって本人だぞ

あの、名曲の数々を映画館の大音響で聴いた時、もう、本当に感動した。

特にタイトルにもなったボヘミアンラプソディがかかった時の感動たるや

 

また、Queenを演じた役者たち全員本物とそっくり、ってだけじゃなくて、ライブでの動きも超そっくりで完コピしてんのよ。

んで、その動きが映画館の大画面に映えるんだわ。

 

最早、この映画は映画というジャンルを超えた、1つのアトラクション。

言うなれば、2時間に及ぶ、ロックンロールミュージカルと言っても差し支えない。

 

DVD出たら見るわって人もいると思うんだけど、映画館の大画面、大音響で観ないと多分あの感動は味わえないので是非とも映画館で見てほしい。

 

・ストーリーについて

 

ストーリーはフレディマーキュリーの半生を通じ、彼とQueenと言うバンドの隆盛を描いている。

フレディマーキュリーの半生を描くわけだから、彼のセクシャリティについて描かざるを得ないわけですよ

その描き方と言うのが、LGBTが社会で大きく取り上げられている現状ととてもマッチングした作りになっていて、正に、今この時に公開されるべくして公開された映画なのだと感じた。

 

 

物語は1970年、Queen結成から、1985年、人気が低迷していたQueenの起死回生のライブとなった20世紀最大のライブイベントライブエイドでのアクトまでを描いている。

 

序盤は普通の青春映画といった感じ、劇中歌こそ素晴らしいものの、よくある若者達の成り上がりストーリーで、まぁそこそこかなと言う印象だった。

 

しかし、ボヘミアンラプソディが収録されているオペラ座の夜以降、フレディは自らがゲイである事に気付き始めるところから物語が大きく動き出す。

 

婚約者メアリーとの破局、バンドメンバーとの不仲、そして、心の隙間を埋めるように毎晩乱痴気さわぎを繰り返しどんどん孤独になっていくフレディマーキュリー。

 

かつては家族とまでお互いのことを言っていたメンバーとの衝突の末バンドは休止状態へ。

マネージャー兼恋人のポールはフレディなんてお構いなしに、フレディ働かせまくって、自分は好みの男と遊ぶ最低のホモ野郎。そんな折、フレディが吐血。エイズを発症したのであった。

 

えー、これ一体どうなんの〜!

とハラハラしましたわ。

まぁ、展開知ってはいるんだけどね。

ここら辺のフレディが可愛そうでほんと見てられなかった。多分とっても心がピュアな人だったんだろうな。それ故に孤独やプレッシャーに耐えきれず、薬や男に手を出して自らの寿命を縮めることとなってしまったのだろうな。

 

 

そんな荒んだ生活を続けるフレディを心配し、元婚約者でフレディの無二の友人でもあるメアリーが彼の元に駆けつける。

彼女の言葉によりフレディは再帰

ポールをクビにし、メンバーに謝罪し、再びQueenとして活動していくこととなる。

Queenは20世紀最大の音楽イベント「ライブエイド」への出場を決意。

しかし、病魔はフレディの体を蝕んでいた。

そして、ライブエイド当日。彼は思い人ジムハットンの元を訪れ、彼を伴い両親の元へ。

両親にほぼ、自らのセクシャリティをカミングアウトし、長年の確執のあった父親と和解。

そして、ライブエイドへ。

ラストの20分間はライブエイドでのアクトを完全再現。

簡単ではあるが、このような流れである。

 

まずね、フレディの友達みんないい奴(ポール以外)

 

メアリーは、フレディがゲイと知った後も彼と暖かな友情で結ばれていたし、バンドメンバーはすったもんだあった後もフレディを見捨てはしなかったしね。

 

印象的なのは思い人のジムハットンをメンバーに紹介して

「こいつのことどう思う?」

と聞いた後、ブライアンメイが

「うん、いい奴そうじゃん」

と答えるシーンがあるが、ここら辺のやりとりが非常にほっこりしてて良かった。

 

また、フレディが両親にゲイである事を暗にカミングアウトしても、両親は彼のことを受け入れた。そして、確執のあった父親との和解。このシーンは泣けた。

どーにも、こう言う親子ものに俺は弱いんだよな。

 

このように、劇中ではフレディのセクシャリティについて、非常に配慮し、かつ暖かく描いている。

 

 

そして、なんと言ってもやはり語るべきは

ラストの20分間のライブエイドの完全再現だろう

 

 

 

実は俺、この映画でここだけが唯一不満

 

 

 

というのも、ここでのシーンがあっからさまにCGって丸わかりな出来だからである。

 

お前らPS4か!?って感じの画素で映るCG観客の前で演奏するQueen

演者が好演している分、余計残念である。

無理かもしれないけどさ、本当にスタジアムに人入れて撮影すりゃ良かったのにね。

そこだけはいただけませんでした。

とはいえ、やっぱりライブシーンでかかる名曲達は最高でした。

実際のライブ映像。

 

 

 

兎にも角にも、これは名作でした。

 

見るなら是非とも映画館へ。

 

 

手紙は覚えている。爺は何も覚えていない「手紙は覚えている」(ネタバレ感想)

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いや、傑作かよ。

 

いやー…開幕、傑作が出ましたね

 

ほんと、最近見た映画の中ではナンバーワンの面白さでした。

 

・ストーリー

主人公、セブは老人ホームで生活している90歳。奥さんが死んでからと言うもの認知症も進んでいた。

そんなある日、老人ホームで知り合った友人マックスから手紙を渡される。

 

「君は覚えてないかもしれないが、君はたしかに誓った。この手紙に書かれていることを実行してくれ」

 

手紙の内容はこうだ。

セブもマックスもユダヤ人であり、戦時中、アウシュビッツで家族が皆殺しにされた。

当時、家族を殺したナチは身分を変え、今も普通に生活をしている。

そのナチの名前は何とか特定したが、同姓同名の人物が4人いる。

私の身体は自由が効かなくなってきている。

代わりにそいつを探し出して殺してほしい。

お互いのため、復讐を果たそう

 

そして、セブは手紙を持ち、一人アメリカを飛び回り、復讐を遂げようとするのであった。

 

・意外な犯人

これ、普通のヒューマンドラマなのかと思ったら、バチバチのサスペンス映画だった。

 

爺さんは認知症だから、寝て起きたら自分が何故旅しているのか分からなくなるし、そんな奴が銃買って復讐のため仇を探すって、これは昨今の日本で問題なっている老人のひき逃げ事件なんて目じゃねえくらい危険事態。早く免許証返納しろ。

しかも、実際に爺さん作中で人殺しちゃうし、ションベン漏らしちゃうし、マジでこの爺さんやべえって!!!ムーブが予測不可能!!

 

紆余曲折の果てについにセブはナチスの残党を見つけ出します。彼もまたセブと同じく、年老いていました。

もう過去のことじゃないか

彼は悪びれる様子もなくそう言います。

怒り心頭のセブは彼の孫娘に銃を突きつけ、

「言え、本当のことを!お前が何をしたのかを!」

と脅します。

そこで、ナチの残党は遂に膝を折り、自らがナチス政権下で虐殺に加担していた過去を白状します。しかし、彼の本名はセブが探していた男ではありませんでした。

「この期に及んで嘘をつくのか!」

セブは怒鳴り、銃を更に深く彼に突きつけます。

「そうだ、だってその名前はお前の本名だろ?」

 

二人はナチスの軍人でかつて共にアウシュビッツを管理していた同僚だったのです。

そう、この身分を変えて潜伏していたナチってのは自分だったってオチなんですね

 

マックスは自分が入っている老人ホームに偶然憎っくき家族の仇が入居してきたわけです。

しかし、肝心の相手は認知症で最早過去の記憶がとても曖昧だった。

そこで、彼の記憶を呼び起こさせる為に、手紙を渡し旅に出させるわけです。

 

(ちなみに、セブはナチスだったんですけれど、ナチス政権転覆の際に、アウシュビッツの死亡者の身分を掠め取り、アメリカで堂々と生きていたのです)

 

このまさかのドンデン返しに震えなかった視聴者はいないのではないでしょうか?

 

 

・戦争はまだ続くのか

戦争が終わり、もう、70年以上経ちましたが、未だに元ナチス軍人への裁判は続いていると聞きます。

 

物語のラスト、セブは全てを思い出します。

自分はユダヤ人ではなく、ナチス軍人だったこと、セブと言うか名前も自分でつけたこと(意味は狼。ナチス軍の部隊「ヴァアヴォルフ(狼男)」からつけたのかな?)

 

全てを思い出したセブは目の前の自分の元同僚を撃ち殺した後、自らも銃で自殺をします。

 

二人の老人が死んだニュースを老人ホームで見るマックス。

周りの人は

「かわいそうにセブ、何も知らないだろうに」

と彼の死を嘆きますが、マックスだけは

「いや、彼は全て分かっていた」

そう言った後、カメラはマックスの部屋を写します。マックスの机の上にはセブの若い頃の写真、ナチスの軍服を着ている白黒写真がアップになり、マックスの復讐が果たされ終了です。

 

セブも既に90歳を超えており、ぶっちゃけほっときゃ死ぬ年齢です。

しかし、それでも、セブ絶対殺すマンのマックスの執念たるや。

時間が経ったとかそんなの関係ねえ。

今でも、老人たちの中で戦争は続いていたのでした。