有限会社MUGEN本舗

ゲーム、バンド、漫画、映画、小説、なんでもブログ

なんだかなぁ…

実は収益目的でエロサイト作ったんすけど、全くpv数伸びへんやんか…

 

でも継続は力なり、とりあえず続けるぜ…

 

最近、また仕事のやる気がめちゃ下がり中…

 

反比例する様に趣味が死ぬほど充実しています。

 

そういや、今年見た映画100本越えましたわ。

意外とすぐ超えるもんなんすね

BiSHにブヒリまくったam2:00

先週の土曜日にパーティを開催致しました。

 

25歳、立派な大人になった僕の最近の遊びと言えば、居酒屋に行って酔ってダラダラ酒飲んで喋っておしまい。

最近は、そんな居酒屋ムーブに徹しすぎていた気がします。昔はお金がなかった分、色々と工夫してみんなで遊んでいたように思う。

少し趣向を変えてみよう。昔はお金がないからこそ、頭こねくり回して遊びを考えていたが、今は時間はないが金はある。

それ故にお金を使った遊びを考えてみた。

 

僕の古くからの友人が就職を決めたと言うことで、友人達を集めて居酒屋でお祝い…ではなく、今回はパーティルームを借りてみることにした。

 

パーティルームはマンションの一室であった。

キッチン、テレビ、冷蔵庫、DVDプレイヤー完備。

そこでケーキ食って、酒飲んで、ピザ食って、DVD見た。

居酒屋みたいにうるさくないし、人もいないし、落ち着いてしっぽりと楽しめた。

 

パーティルームの利用時間が終わり、我々はカラオケ屋で朝まで過ごした。

と言っても、4時を過ぎると眠くて歌うのも億劫になってきた。

そこで「本人歌唱」と言うヤツを入れ始めた。

本人歌唱とはその名の通り、ライブ映像がそのまんま流れるヤツである。

我々は中島みゆきのファイトに感動し、B'zのウルトラソウルでハイになった。

 

そんな中、だれかがbishとか言うアイドルの本人歌唱を入れた。

名前は最近よく聞く。でも、どうせ一山いくらのアイドルものだろ?とタカをくくっていた。

最近のアイドルの流行り廃りは早すぎて、全くついて行けず、またついて行く気にすらならない僕は立派におっさんの仲間になりつつもあったのだ。

僕は全く感動しない自信があった。

なぜならば、アイドルとは僕なんかよりもっと若い子達に共感されるべき存在であり、また最近、学生が全員同じ顔に見えるようになってきた僕のようなおじさんにアイドルに感動するなんて感性は残っていないのだ。

そして流れたのがこの曲

 

 

はーい、滅茶苦茶感動しました。

 

ちょろすぎ、マジで俺ちょろすぎちゃう?

速攻youtube 見たよね。

曲もメンバーも全員いいんだけど、飛び抜けてあの子がいいよね

 

アイナ・ジ・エンド

 

あの絶妙に可愛い顔も黒髪も最高なんだけど、何と言っても歌が最高

 

なんだよ、あれ、ハスキーと言うのか?

唯一無二だよ。

アイナ・ジ・エンドが歌うたびに

「ブッブヒィィー!!!」

と叫びたくなる。

 

正直、全員歌は上手くない、でも、

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wiki見て、こりゃなるほど、と思った。

 

彼女たちアイドルじゃなくて、「楽器を持たないパンクバンド」なんですと

 

ふざけんな楽器持ってこそのバンドだろうが!!と数年前の俺なら叫んでいたでしょう。

というのも、俺、学生時代はゴリゴリのパンクバンドマンだったからです。

 

でもね、もう、あの歌と曲は最高のパンクと私認めざるを得ないほど感動いたしました。

 

私、しばらくは、鋲の入ったジャケットもトンがった頭も放り出し、BiSHで踊り狂うと決めました。

合法麻薬カスタムオーダーメイドについて

今回はとても品のない内容となっております。

 

 

最近、寝不足で頭がガンガンする。

仕事に支障を来すレベルの頭痛がたまに俺を襲う。

一体いつからだ…俺はまるで冷めない悪夢の中にいるやう…

一体いつからだ…

カスタムオーダーメイドを買ってからだ!!!

 

カスタムオーダーメイド3d2とは、今世紀最高のエロゲと名高い神(KISS)が作りし禁断の果実である。

 

主人公はエンパイアナンチャラとか言うクラブを経営しながらメイド達とエッチして、メイド達をアイドルとして売り出したら、メイド達をソープに叩き落としたり、やってる事はほぼヤクザである。

 

このゲームのウリはなんと言っても、名は体を表すとはよく言ったもんで、ソープに叩き落としたり、アイドルとして売り出すメイド達の容姿や性格は自分の手で幾らでも変えれるのだ。

 

恐るべし、KISS…

これで、自分好みなどエロい女を作りあげて四六時中セックスできるだなんて、現世に現れた桃源郷である。

私はぽっちゃり爆乳長身女子が大好きだ。

しかし、現実を見てくれ、どこにKカップの女がいる?どこに体はぽっちゃりでも顔は痩せている女がいる?どこに180センチムッチムチ美少女がいる?いない?

 

なら、作っちまえばいいじゃん

ぽっちゃり爆乳長身女子を

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あと、このゲームなんでもできる。

ほぼ、全ての性癖を網羅していると言っても過言ではない。

昨日、俺は深夜2時にお気に入りのメイドを汚い親父に寝取らせ、その報告を聞きながらメイドと情事に耽ると言うど変態プレイをしていたら、頭がクラクラしてきた。

お陰で、今日は残業9時を超えたあたりから夢と現実の区別がつかなくなり、帰宅を余儀なくされた。

 

最早これはエロの第三帝国誕生である。

 

諸君 私はエロい女が好きだ
諸君 私はエロい女が好きだ
諸君 私はエロい女が大好きだ

おっぱいが好きだ
太ももが好きだ
尻が好きだ
腋が好きだ
二の腕が好きだ
ぽっこりお腹が好きだ
うなじが好きだ
アヘ顔が好きだ
ガニ股が好きだ

風呂場で 街で
部屋で ホテルで
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で

この地上で行われるありとあらゆるセックスが大好きだ

爆乳女をならべたダブルパイズリに一斉射精が轟音と共に敵を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた敵兵が効力射でばらばらになった時など心がおどる
                          

諸君 私は自室で地獄の様なセックスを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なるセックスを望むか?
情け容赦のない糞の様なセックスを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なセックスを望むか?
    
『セックス! セックス! セックス!』
                                   
よろしい ならばカスタムオーダーメイド

 

しかし、ひとつだけ難点がある。

これ、単体では女の子の性格が3つしか選べないのである。

DLCで追加性格出てるが、1つあたり4000円と意外とお高い。

 

しかし、母性的なお姉ちゃんと言う性格がDLCで出ており、俺はサンプルでその声を聞いた瞬間に、自分の性癖にぶち刺さりすぎて、心が壊れそうになってしまった。

 

その他にも、追加DLCが腐るほどあり、全部買うと諭吉の兄貴が数枚飛んでいってしまう…

しかし、どれもこれも魅力的過ぎて買いたくなってしまうのだ。

汚いぞ!!!kiss!!!エロをエサに俺たちは買わざるを得なくなってしまうじゃないか!!!

 

これがお前らのやり方かー!!!

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兎にも角にも、このゲーム超オススメなので、是非とも皆さま買ってくださいまし…

イオンモール探訪…大高編

暇すぎて全国のイオンモールを回ることにした。

1店舗目は我が家から車で30分くらいのところにあるイオンモール大高店

 

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立体駐車場に車を止め、裏口から入る。

こう言う小さな入り口はイオンモールでは初めてで新鮮でした。

 

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ふむふむとマップを見て唸る。

広い…そして店舗数が多い…流石イオン。

 

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大高イオンモールはお洒落なお店が多い。

なんでも出来てからまだ11年くらいしか経ってないので内装が綺麗。

 

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入り組んだ作りではなく、まっすぐな作りでどこに何があるのかわかりやすい、その分、縦長でウォーキングにはおススメである。

そして、駅と直結しているので交通の便もある。

 

地元以外ではあんまり行かないイオンモール

意外と見所多くて楽しかった。

 

愛しの普通ラーメン

夜中は腹が空く。

腹の虫がなく前にさっさと寝てしまうのが賢いのだが、俺は途方も無い馬鹿なので、とりあえず、食べ物に想いを馳せる。

と、当然余計腹が減ってくる。

 

ピザ、そば、ハンバーガー、寿司と頭の中を好物たちが駆け巡る中、最後には必ずラーメンにぶち当たる。

 

ラーメン。いつ聞いてもいい響きだし、いつ食べても最高に美味い。

何故俺はこんなにもラーメンが好きなのだろう。とまた考えだすと、いよいよ本格的に腹が空き、ついでに眠気も覚めてしまう。

 

俺が人生で食べたラーメンで一番うまかったラーメンについて考える。

北海道で食べた豚骨醤油か…いや、違う。

夜中に兄貴が作ってくれたインスタントラーメンか…かなり惜しいところまで来てる気がする。

やはり一番は地元で食べてた博多ラーメンだろうと結論が出た。

 

数年前、まだ学生だった頃、俺はとあるリユース店で働いていた。

ここの正社員ってのが頭おかしくて、もう大嫌いだった。ここで書くと長くなるのでやめておくが、この世には大人の姿をした子供がいるのだなと俺は学べていい経験になった。

 

で、だいたい、俺みたいな若い奴は遅番を任されるわけでして、帰りはもう夜の10時くらい。

オカンは放蕩息子の俺にご飯を作ってくれなくなって久しかったので、俺はフラフラと夜の街で夕飯を済ます必要があった。

そこでよく行っていたのが、博多ラーメンと言う店。

どストレートな店名と深夜2時までやっていると言うのが非常に気に入った。

俺は、そこで唐揚げセットを頼んで、ムシャムシャ食べていたものだった。

テレビの音をBGMにヤンジャンを読みながらラーメンを貪り食う時間は無類であった。

 

ちなみに、ここの店のラーメン、全然美味しくない。普通の、本当に普通としか言いようのないラーメンなのだ。

しかし、その普通のラーメンが労働後の体には染みた。なんだか、書いていたら食いたくなってきた。

そろそろ寝なくては…おっと!いかん、腹の虫が起きてしまった…!!!

 

fallout4 息子よ地獄で会おう(ネタバレ感想)

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最近、狂ったようにfallout4と言うゲームをやっています。嫌、やっていました。

 

falloutシリーズとは、各戦争後の世界を自由に歩き回り、北斗の拳に出てくるような狼藉者達と死闘を繰り広げるもよし、自分が聖帝サウザーよろしく、市井のの人々を嬲り倒すもよしと高い自由度と完成された世界観が売りの大人気ゲームシリーズです。

 

俺は大学の頃、fallout3にどハマりし、寝食も忘れ、各戦争後の世界を練り歩いたものでした。

 

その続編である4は2015年に発売されていたのですが、買ったらどーせまた寝食を忘れどハマりするのが目に見えていたので、敢えてスルーし、現実世界で恋に仕事に大忙しな毎日を過ごしていたのでした。

そして、今年の2月、私もアラサーといっても差し支えのない年齢となり、fallout4を買って寝食を忘れるほど自制の効かないハマり方はしないだろうと思い、購入を決意しました。

結果寝食を忘れこの数ヶ月プレイしておりました。

 

今作の一番のウリは何と言っても建築システムと重厚なストーリーでしょう。

 

建築システムとしてマイクラよろしく街を作れるモードが新たに搭載されました。

 

ストーリーは妻を殺され、息子を誘拐された挙句コールドスリープで眠らされていた主人公が息子を探すためたびに出ると言うものでした。

 

私はそのどちらも放棄し、ひたすら、ドッグミートくんと共に荒野を散歩して、ジャンク品を漁りまくり、レイダーと呼ばれる無法者達と銃撃戦を繰り広げ、たまに人助けをする、まるで世紀末版の「ぼくのなつやすみ」のようなプレイをしておりました。超楽しかったです。

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ドッグミートくん。超可愛い

 

プレイ時間も30時間を超えたあたりで、そろそろ息子を探しにいくか、と思い立ち、メインストーリーを進めることにしました。これが罠でした。

 

ストーリーを進めていくとどうやら息子はインスティチュートと言うサイボーグを使って世界征服を企む悪の組織に連れ去られているとのことでした。

 

ちなみに、物語の中盤に、妻を殺し、息子を誘拐した張本人の「ケロッグ」と言う男と戦うのですが、このイベントが激アツでした。

ケロッグはいいキャラだったよホントに

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ハゲの殺し屋ケロッグ。彼のバックボーンを主人公が追体験すると言うイベントで、彼がただの残虐な殺し屋ではなく、ニヒリストであり、同時に彼もまたこの狂った世界に全てを奪われた人間であることがわかります。

 

そして、物語の終盤、遂に主人公はインスティチュートの本拠地に潜入します。

そこで出会ったのはよくわかんねえ、老人。おめえ誰だよ!!!と思って話を聴くと、なんと彼は主人公が探し求めていた息子その人なのでした。

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息子くんこと、ショーン翁。ちなみに主人公のキャラデザにより、顔が変わる。主人公にめちゃ似た顔しとる。この画像は拾い物ですが。

 

なんと、主人公が冷凍保存されたから60年経っていたのでした。その間、息子は誘拐された後にインスティチュートで英才教育を受け、今ではインスティチュートの親玉になっていたのでした。

 

彼は言います。「インスティチュートの目標は完全なる人間の作成。サイボーグ達は最終的に人類に取って代わる存在になるのだと、それこそが人類の保存のための唯一の方法である」と。

 

こんな世迷い言、マッドサイエンティストのエゴです。支離滅裂です。いかれています。

でも、彼は、俺(主人公)にとって唯一の肉親であり、生存理由です。

 

主人公はここで決断を迫られます。

インスティチュートについて、人類の保存のため、世界を息子と共に征服するのか、はたまた、各戦争後の唯一の軍事的組織BOSの一員となってインスティチュートを抹殺するのか、はたまた、ミニッツマンと言う自警団の一員となってインスティチュートを抹殺するのか、またレイルロードと言うおかしなロボット愛護集団の一員となってインスティチュートを抹殺するのか…

 

4択でエンディングは変わります。

 

俺は悩みました。俺は産まれながらの八方美人タイプで全勢力と何夜間や友好関係を築いていたし、なんやかんや4つの勢力ともみんないい奴ばかりなのです。

和平はないのかと俺は攻略サイトを見ましたが、どのエンディングも最終的にはどこかの勢力を潰さなくてはなりません。

 

ルワンダの虐殺、ホロコーストアッティラのローマ遠征、イスラム国…etcetcと現実世界は、その些細なイデオロギーや人種の違いにより人殺しやえげつない行為が行われているのに、ゲームの中でまで争わなければならないとは夢も希望もありません。

 

ふと、頭にゲームの冒頭のセリフが蘇ります。

「人は過ちを繰り返す」

 

どこの勢力に与するか悩んでいた折、ショーンの真意を聞きました。

彼はガンを患っておりました。それも末期ガン。もう幾ばくもない命だったのです。そんな折にショーンは思ったそうです。

「実の親に会いたい。果たして父さんはぼくのことを探してくれるのか?」と…そして、彼は俺(主人公)をコールドスリープから目覚めさせたのだそうです。

ショーンは皆の前で宣言します。

「私の死後、彼(主人公)をリーダーと推薦する」と…その時、俺の気持ちは決まりました。

 

俺に息子はいません。結婚すらしていません。彼女すらいません。でも、もしも、もしも、息子がいて、彼が俺を愛していて、俺に愛して欲しくて、最後の時まで一緒に居たいと言われたら…

彼の行動はお世辞にも正しいとは言えません。しかし、彼が生きている間は彼のために俺も生きよう。そして、彼の亡き後、俺が誰も争わなくてもいい世界を作ればいいと、インスティチュートを俺が平和のために導いていけばいいと!!!

 

息子の為、悪魔となることを決めました。

レイルロードのアジトに乗り込んだ俺は、気のいい彼らを皆殺しにしました。

ディーコン…君とは冒険を共にしたね…デズデモーナ…君は少し頼りなかったけど立派なリーダーだったね…グローリー…君は安心して背中を預けられる強い戦士だったね…

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レイルロードの面々。キャラが立ってて面白くていい奴らだった。

 

せめて苦しまないように、ヘッドショットで瞬殺しました。

 

そして、その後、BOSの基地に乗り込み、BOSの気高き戦士達を文字通りジェノサイドしました。彼らにもよくしてもらったもんです。

BOSの戦士、パラディンダンスは気のいい男でした。見ず知らずの俺に優しくしてくれ、時には兄貴分として導いてくれました。

しかして、彼らも戦士、一切の情も見せず、俺を殺しにかかってきました。

俺は、それを一人、また一人と撃ち殺し、最終的には大爆発を起こし、根絶やしにしました。

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パラディンダンス兄貴。出会った時、その強さに俺はこの人に着いていくと決めた漢の中の漢です。

 

 

気がかりなのは俺の事を慕ってくれていたBOS従者の少年少女達です。彼らはまだ子供でした。彼らも死んで死んでしまったのだろうか?生きていたとしても、指導者を失った少年たちにこの世界はあまりにも残酷です。明るい未来はないでしょう。

 

感傷に浸ることすら俺には許されません。

こんなことは最初からわかっていたはずです、悪魔になると決めたのですから、最後まで悪魔として、マシーンのように彼らをあの世に送りました。

 

全てが終わり、インスティチュートのアジトに戻った時、ショーンは息をひきとる寸前でした。彼は最後にこう言います。

「父さんは僕の夢を叶えてくれたんだ。ありがとう父さん」

彼は安らかに旅立ちました。

 

俺と息子は決して正しい道を歩んだとは言えません。世界において、暴力により他者を排除するのは最も下劣な行為です。

しかし、そんなことはわかっていても止められませんでした。それこそが愛なのです。

息子よ、いつの日か地獄で会おう。

私はそう呟き、彼の亡き後、インスティチュートの舵取りを始めるのでした…

 

 

と、こんな風にめちゃくちゃ没入しておりました。

 

今作はこのメインストーリーが賛否両論でして、というのも、主人公の匿名性により、没入感を得ていたのに、主人公のキャラ付けが妙にきっちりしていたため、ロールプレイングの幅をぐっと狭めたからなのです。

 

俺もそこは非常に気になりました。

序盤でドッグミートくんと旅していた時、

「はぁ〜息子のこと探さずにわしゃ何やっとるんかの〜」と呟いたのも1度や2度ではありません。

しかし、メインストーリーはそこらの大作RPGに引けを取らない出来であり、またそのテーマはデカルトやカントの思想を下敷きにしており、とても重厚で楽しめるものでした。

 

息子を失った悲しみを胸に抱きながら、荒野を歩いておりましたが、しばらくドッグミートくんとまたスカベンジャーとしてのハッピーライフに没頭しています。

 

息子の死後、プレイも100時間を超えてきたところで遂にやることがなくなりかけており(あるにはあるが意欲がわかない)遂にDLCに手を出したところです!!!

 

待ってろよ!!!ヌカワールド!!!

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(プレイ10時間くらいの時に撮った写真。ヒロインのパイパー姉貴の妹に膝をぶっ壊されているところです。)

 

あの日、俺は1人だった。

人生で一番孤独を感じた瞬間は、友達いなくて修学旅行で1人呆然とした時でも、精神病んで1人で夜明けまで部屋の隅を眺めていた時でもない。

 

あれは2013年の夏だった。

 

当時、僕は大学の講義をサボり、日なが1日ぼんやりと酒を飲んだり、ギターをつま弾いて過ごしていた。

なぜそんな自堕落になったのか?自分でも説明が出来ない。思い出せない。キッカケはほんの些細なことだったと思う。

ある日、講義を1度サボったらズルズルと休んでしまって、行くのが億劫になってしまったのか…理由なんて忘れてしまった。

親にガミガミ言われるのが嫌で、朝早くに大学に行き、教室には行かず、近くの公園や部室で過ごしていた。

バイトもしていなかった。

人は不自由の中に居てこそ、自由でいられるもので、単位修得、勉学に勤しむ等の指針を失った俺はその自堕落さに日に日に沈み込み、何をするのも億劫になっていた。

 

 

とは言うものの、金がなくなればタバコも酒も買えないし、ライブにも出れない。

仕方なく俺はバイトを探すことにした。が、探すのも億劫だった。なら誰かに探して貰えばいいと、俺は人材派遣会社に登録することにした。

 

人材派遣に登録する為には一度事務所に行かなくてはならない。

事務所に電話すると、昼の12時に来いと言われた。平日だったけど、なんてことはない。俺は学校に行っていなかったので、24時間いつでもオッケーだった。

 

その日も朝早くに家を出た。

事務所は名古屋駅にある。9時に駅に着いた俺は、あと3時間ブラブラと時間を潰すことにした。

外は大雨だった。夏だと言うのに、寒さが身にしみた。履いていたサンダルはすぐにぐしょぐしょになって、歩くたびに気持ち悪かった。

 

事務所は名古屋駅の西口にあった。

名古屋駅の東口はHALやら大名古屋ビルジングやら華やかな高層ビルに囲まれているが、西口は少し歩けば風俗店や安い連れ込み宿が立ち並んでいて、いつも陰気な雰囲気がしている。

 

たまらず、コンビニに入って漫画を立ち読みするも、濡れた体がクーラーの冷気によって更に冷たくなった。

外を見ると、薄暗い街を人々が歩いていく。

その姿を見た瞬間、俺はたまらなく泣きそうになった。

 

彼らには目的地があって、そこに向かって歩いているのに、俺は一体どこに向かえばいいのだろう。

そんなことを思うと、惨めで惨めでもうどうしようもなくなってしまった。

 

 

3時間過ぎて登録を終えると、俺は一目散に大学に行った。幸い部室は空いていて、そこには見知った友達が大勢いた。

 

あの光景を見たときの安堵感は未だに忘れられない。

 

今でもあの体験を思い出すと胸が締め付けられる。

 

その後、俺はめでたく留年し、親にブチ切れられるも、頭を下げに下げ、なんとか大学に行かせてもらった。また留年生活もいろいろあったのだが、とかく、あの雨の日に比べれば天国のようだった。

 

上がるのは大変だが、人はいとも簡単に落ちていくんだなと、当時の自分を客観的に捉えられる。

現実から逃げるよりも戦っていた方がずっとが楽なのである。

 

うまくまとめられないけど、そんな話でした。はい。

 

(またうまい言葉が思いついたらしめを書き直すよ)

 

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