ここ数日映画をちゃんと見れてないな…
今日は退社後友人に誘われるままにダーツをしに行った。意外と楽しいなあれ
さて、最近Amazonプライム・ビデオでロアと言う番組を視聴した。
どんな内容かと言うと、世界で本当にあった奇妙な現象をドキュメンタリータッチで追う番組だ。
そこで、人形の回があった。まるで人形を本物の友人のように大切に扱っていた男の子に奇妙な現象が起きていくという内容だったのだが、番組内でリボーンドールと言う名前の人形が紹介されていた。
・リボーンドールとは?
リボーンドールとは画像のような超リアルな赤ちゃん人形のことである。
うん十万とするのだが、世界中に愛好家が多いらしい。
リボーンドール。読んで字のごとく蘇生を意味するこの人形の愛好家達は人形にオムツを履かせ、散歩に連れて行き、本当の子供のように扱う。
正直、はたから見る分には異様でかなり怖い光景である。
・死産経験者と不妊治療
このリボーンドールの愛好家達は切実な事情を抱えた人が多い。
愛好家は死産経験者や不妊治療を受けている方々だ。
子供を持つことが出来ない彼らの心をリボーンドールが癒していることもまた事実だ。
ドールを我が子のように扱う人達を異常者の一言で片付けてしまうのは少し違うのではなかろうか。
・人の心は人形で癒されるのだろうか
しかし、本当に人形で心は癒されるのだろうか。物言わぬ永遠の乳児を永遠に愛せるのだろうか。
趣味趣向、心の癒し方は人それぞれであり、それを真っ向から否定するのはあまりにも無礼なのでしたくはない。
しかし、俺は人形というものが昔からどうにも苦手で、(実は人形に関して少し怖い経験がある)
リボーンドールを見た時も背筋が凍った。
不気味の谷と言う言葉をご存知だろうか?
人間に似せたものを作るとき、人間に似せるほど好感を抱くのだが、ある時点で、それが恐怖に転じるのだ。
リボーンドールはまさにこの谷底にいる存在のように思えて仕方がない。
現在、様々なリボーンドールが販売されている。排泄機能のあるリボーンドールや、なんと、偽物の胎盤に包まれたリボーンドールまで売られている。
彼らが不気味の谷を超えることはあるのだろうか。
そして、リボーンドール愛好家達の心は永遠に癒されるのだろうか。