有限会社MUGEN本舗

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うまい棒を見て軽音酒を思い出す。

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今回はとても汚い内容です。

食事中には絶対読まないでください。

 

最近気づいた。

うまい棒はマジでうまい。

10円とは思えないクオリティだ。

コンビニ行くと100円で10本買うのが最近のマイブーム。

味は明太子一択である。

ボリボリ一気に食うと口の中が塩辛くなって、唾液が出まくるのが分かる。いやはや、旨し旨し。

 

とは言うものの、そんなことを思うようになったのはここ最近である。

実は俺、うまい棒にはちょっとした思い出があるのです。トラウマと言った方がいいでしょう。

 

・大学生の頃、皆んな馬鹿だった。

 

俺は大学生活のほとんどを軽音部に捧げた。

小中高と学校に馴染めなかった俺にとって、初めて出来た居場所。それが軽音部だった。

部員達は変わり者ばかりでいっしょにいて飽きることがなかった。

 

ある時、俺は軽音部の飲み会部長に任命された。

この飲み会部長と言う役職何をするかと言うと、我が軽音部はライブの後には必ず「打ち上げ」をしてたらふく飲む。その時、そそうをした奴の面倒をみたり、皆んなが酔いつぶれてしまわない程度に場を盛り上げたりするのである。他にも他大学との窓口として部の意見をまとめたりとなにかと小忙しい役職であった。

 

ある日のライブ終わりに、先代飲み会部長から「次はお前だからな、今日の打ち上げで就任式すっから頼むぞ」と言われた。

 

俺はこの時、就任式のことを考えただけでゲロが出そうだった。別に緊張したりとかではない、就任式が嫌で嫌でたまらなかったからである。

 

・地獄の軽音酒

打ち上げが始まった。部員達はそれぞれ思い思いに時間を過ごす。馬鹿騒ぎをするもの、今日のライブについて語るもの、バンド論について熱く議論を交わすもの…

ほどほどに盛り上がったところで、先代飲み会部長が立ち上がる。

「注目!!!注目!!!えー、ここで、次の飲み会部長を紹介します」

 

ここで、俺の名前が呼ばれた。

俺は逃げ出したい気持ちを抑え込み、先代の横に渋々立つ。

 

「それでは、彼の就任を祝して、軽音酒を振る舞いたいと思います!!!」

 

先輩がそういうと、どこからともなくどんぶりが出てくる。

そのどんぶりにまずビールが注がれる。

次に、居酒屋のコース料理で出てきた鍋の残り汁をおたま一杯注ぐ。

どんぶりの中の液体はもう見れたものではない。茶色に濁り、表面には油が膜を張り、肉とアルコールの匂いに誘われて胃の中の食べ物が口から出てきそうになる。

まだまだこれで終わりでは無い、ここでようやく下地が出来たところなのだ。

次に、枝豆を入れる。茶色の液体の中にポコンポコンと緑が加わり彩が出来た。

次は…と見ていたら、どんぶりをだれかがひっ掴み、中にツマミの残りを適当にドボドボと投入しているではないか、更にそのどんぶりを誰かがひっ掴み、中に何やらよくわからないものを入れる。そのようにどんぶりの周りには餌にたかる鳩のように部員達が集り、俺の手元に来るときには、もう、何が何やらわからないおぞましい液体となっている。

これぞ、軽音名物軽音酒である

 

そして、先代飲み会部長からうまい棒を手渡される。

この軽音酒をうまい棒をストローがわりにして一気に飲み干すのが飲み会部長就任式の一大イベントなのである。

 

俺も男だ!!!

ままよとうまい棒で吸い込む。

ビールの炭酸と苦味。鍋の汁の甘みと塩辛さ、何やらわからないドロドロとした固形物。スポンスポンと喉につっかかる枝豆。

その全てが一気に口に押し寄せて来て、

俺は吐いた。

 

その後、どうなったかは詳しく覚えていない。

もう二度とあんな酒は飲みたくないし、俺は後輩が出来てもこんな酷い仕打ちをするものかと心に誓った。

 

 

一年後、俺の次の飲み会部長就任式の時、俺は超ノリノリでどんぶりに枝豆を皮ごと入れまくったのはまたまた違う機会にお話ししましょう。

 

・ふつうに食うのが一番

いやはや、本当に皆んな馬鹿だった。

やっぱりうまい棒は普通に食うのが一番である。

まず、これをストローがわりにするなんてチンパンジーでも考えねえぞ。

 

しかしながら、終わってしまえば全ていい思い出である。

 

軽音酒の事ですら懐かしく思える。

うまい棒を食べる時、ふと「もう一度くらいなら飲んでもいいかな」

なんて思う…訳ねえだろ!!くそ!!!