有限会社MUGEN本舗

ゲーム、バンド、漫画、映画、小説、なんでもブログ

味噌煮込みうどんは最高だぎゃあ

三連休明け、社会人の皆さん如何でしょうか?

 

会社ぶっ壊したくなりません?

 

俺はなります。すいません。

 

今日は一日中走り回って、やっとデスクに座れたのは5時半。既に定時は過ぎている。

急いで今日中に終わらせなければならない書類をエッホエッホと片付けていく。

と、そこで課長に、「ちょっと」と呼ばれる。

嫌な予感である。

 

課長席まで行くと

「君ってグラフ作るの得意だっけ?」

嫌な予感的中である。

俺は、

「はい、それなりです!!!」

と社会人になって身につけたyesともnoとも言わない返答をするも、やはり書類を渡され、更にえっさほっさと資料を片す。

 

 

気がつくと7時だ。

まだまだ仕事は残っているが、目がしょぼしょぼだし、特に腹の減りが酷かった。

 

俺は腹が減ると途端に機嫌が悪くなると言うとても悪い癖がある。

 

仕事の量も明日頑張ればなんとかこなせる量だし、俺はそのまま帰ることにした。

 

外に出れば、これまた寒い。

その寒さが余計イライラを募らせる。

早急に飯を腹に入れねば。

 

いつも通り、ラーメンでも食うかな…

と思ったが、日頃の不摂生で俺の胃袋はズタボロでもう油を身体が受け付けない。

 

街を歩けば蕎麦屋が見えた。

そこにはたまに行く。

おっちゃんとおばちゃんが経営している小さな蕎麦屋だが、結構美味い。

 

今日はこれだ。

 

俺は蕎麦屋に入る。

 

いつもどおり、カツ丼セットを頼もうと思ったが、壁にあるメニューを見て思いとどまった。

 

味噌煮込みうどん

 

はてはて、こんなもんあったっけ?

 

味噌煮込みうどんとは、鍋でグツグツと味噌を煮込みそこにうどんをぶち込んでズルズル啜る名古屋めしである。

 

実家で、土鍋に味噌煮込みうどんの元を入れてよく食わせてもらったもんだ。

これがアツアツで美味いのだが、店で食べたことはなかった。

 

迷わず、味噌煮込みうどんを注文。

しばらくしたら出てきた。

f:id:yuugentmugen:20181126211617j:image

これが名古屋名物の味噌煮込みうどんだ。

 

汁をひとすすりする。

家で食うよりも甘さはなく、出汁が効いていて美味い。

ちなみに、味噌煮込みうどんはとにかく熱い。

だから、普通のうどんを食べるみたいにズルズル啜るととにかく火傷してしまう。

それだけじゃない。味噌が飛んで服が汚れてしまう。

しかし、味噌煮込みうどんを食べる時、取り皿は用意されない。

どうするかというと、鍋の蓋を裏返して皿代わりに使うのだ。

 

蓋に麺をとりわけ、スルスルとうどんを食べる。

その熱さで俺の身体は芯からあったまってきた。いやはや美味い。染みる。

 

次は、油揚げを食べる。よーく味噌が染み込んでいてめちゃくちゃ熱いがめちゃくちゃに染みる。

思わず、かぁー!!!っとため息を吐いた。

 

お次は卵を崩して全体になじませる。

味がマイルドになり、また、スルスルと麺が進む。

 

お会計を済まして、店を出る。

さっきの寒さが嘘のようだ。

 

俺は少しだけ元気になって家路に着いたのでありました。