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ボリビア人に首を折られかけた話

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どうも、現在休職中26歳リーマンと言う全ての負を背負った男です。

 

思えば昨年末(2019年)には既に限界を迎えていたのでしょう

12月27日仕事納めの日、仕事が終わったらすぐに友達の経営するバーに向かいました。

 

その友達って言うのが、俺の大学時代のバンド仲間でして、彼は卒業後就職はせず、金を貯めてバーを開いておりまして、そこがまた居心地がいいんだ。

 

ついて、酒飲んで、つまみ食って、マスターやってる友達と話してたら、ホロホロと泣けてきた。

 

友人がバーをやり始めた一年前、お客さんは俺一人だったのに、その日は満員だった。

こいつは夢を叶えた。そして、これからも叶え続けていく。

 

俺はどうだ?嫌々仕事して、上司に後輩に同僚に嘘ついて、笑って、昨日と今日が入れ替わってもわからない様な単調な日々。

壊れるほど働いても3番の1も終わらないマイワーク。

 

なんだか、珍しく、めちゃくちゃ弱音を友達に吐いてしまった。友達は優しかった。

そうしてまた酒を飲んでいると、

 

「ハートオッケー?」

と声が聞こえた。

 

ん?と思って横を見ると超大柄な外国人男性2人組がいた。

話を聞いてみると、2人はボリビアから来たとのこと。

ボリビアってどこだ?ヨーロッパだったっけ?

と言うと

「ヨーロッパジャネエヨ!!💢」

と怒られた。

調べてみると南米なのね。

内戦?紛争?をきっかけに遠縁の日本人のおじさんを頼ってこっちに来たんだとのこと。

 

2人ともショットをガンガン飲んでてめちゃ酔っててめちゃ陽気だった。

 

そう言う気分じゃねえよ!!!

と思っていたが、

「イッショニノモウゼ!!!」

の一言に逆らえば、俺もドンドコ飲んだ。

飲んだら少し元気になってきた。

更に2人と話してると、2人ともマッサージ師をやってるのだと、なるほどなーと思っていると、急に1人が俺の後ろに回り込んできた。

 

「オニイサンツカレテルネー」

と言いながら、肩をモミモミと揉んでくれた。

いやー流石プロ、気持ちいい。

そんなことを思っていると、今度は俺の顔をその大きな両手で包んできた。

あれ?これ?何?と思っていると、

そのまま、首をゴリン!!!と回された。

首は、バッッッッキバキバキバキィィイ!!

ととんでもない音を立てた。

呆気にとられていると、今度は逆方向に向けて、首をゴリゴリゴリと回された。

すると首はゴキッッッゴキゴキゴキキキィィイ!!

と凄まじい音がまたした。

 

いっっっったあああ!!!…くない…軽い!!!

 

流石プロ、首回りがめちゃくちゃ軽くなった。

 

「サンキュゥ〜!!!」と俺はいい、また3人で飲んだ。

 

結局その日は夜中の1時くらいまで飲んで超楽しかったんだけど、この首の施術めっちゃ危ないよなとふと帰ってから思った。

 

ベロンベロンに酔った巨体のボリビア人に首回されて、もしも酔ったせいであと数ミリ可動域を超えて回されてたら、完璧に半身不随になってたよね…

 

酔ったボリビア人にはくれぐれもご注意を