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第7回スターウォーズ沼 「ハンが先に打った!?グリード」

 

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https://starwars.fandom.com/ja/wiki/グリード/レジェンズより

 

遂にグリードを扱う時がやってきましたか…

グリードを知っていればスターウォーズ初心者は脱出したと言っても過言ではないでしょう。

 

 

こいつのこと、皆さんは見たことがありますか?

うーん…どっかで見たことあるかも…

と言う声が聞こえてきそうですね。

彼はスターウォーズの中でも屈指の人気キャラグリードですよ!!!ほら、スターウォーズ4でモス・アイズリーの酒場でハンソロに殺された!!!

 

あ、ちなみに、今更ですが、俺のこのスターウォーズ沼ではレジェンドとカノンをごちゃ混ぜにして説明してますよ!!!

本来なら分けて説明するのが一番いいのですが、俺はディズニーの線引きにいまいち納得できてない面倒なファンなので全部同一直線状の出来事として語ります。

 

目次

 

・幼少期

彼は惑星ローディア出身のローディアンです。

ローディアン達の間で賞金稼ぎは尊敬される職業であり、グリード少年も幼い時は、

「賞金稼ぎに俺はなる!!!」と息巻いていたことでしょう

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ONE PIECEより

 

彼はローディアン同士の内乱のせいで幼い頃、故郷を離れて惑星を転々とする日々を送ることとなります。

 

・辿り着いた先、タトゥーイン

タトゥーインで日々を過ごしていたグリード。

エピソード1、つまりヤヴィンの戦いの32年前、アナキンスカイウォーカーがポッドレースで優勝した際にはアナキンをインチキで勝ったと罵り、彼と取っ組み合いの喧嘩をしている。

その様子はエピソード1削除されたシーンとしてDVD特典で見られる。以下のようなやりとりが繰り広げられた。

 

取っ組み合いをするアナキンとグリード。

そこに現れたクワイガン

 

クワイ「どうした?」

 

アナキン「インチキだって」

 

クワイ「騙したのか?」

 

アナキン「いや」

 

クワイ「まだ疑うか?」

 

グリード「絶対やった」

 

クワイ「騙してないとしても、彼のことは許してやれ、暴力は不要だ」

 

去っていくクワイガンとアナキン。

ローディアンでアナキンとグリードの友人のw・ヴォルドがグリードと話す。

 

w・ウォルド「面倒を起こすのはやめろ、今に痛い目に遭うぞ」

 

 

友人w・ヴォルドの忠告にも関わらず、グリードは荒くれ者の青年になりジャバの宮殿に入り浸るようになった。

 

・クローンウォーズ中

クローン大戦中はパパノイダ男爵の娘を誘拐事件を起こすなど、手の付けられない悪に成長していった。

 

ちなみにパパノイダ男爵とはジョージルーカス本人が演じた役で、エピソード3でアナキンがパルパティーンがいるオペラハウスに向かう途中にちょっと登場している。

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https://starwars.fandom.com/ja/wiki/パパノイダ

 

・ハンが先に打った

そんなグリードにも最後の時が訪れる。

ジャバの元で働いていたグリードであったが、密輸業者ハンソロが帝国軍から逃げる為にジャバの密輸品を捨ててしまった。

怒ったジャバはハンソロに懸賞金をかけ、モズアイズリーのカンティーナでグリードはハンソロを追いやったのであったが…

 

銃を突きつけ、椅子に座らせるグリード

 

グリード「お出かけかい?ソロ」

 

ハンソロ「グリード、お前のボスの所さ借金を返せる」

 

グリード「もう遅い、何度もそう言って逃げた。ジャバは貴様の首に賞金を懸けた。俺がいただくぜ」

 

ハンソロ「本当に返せる」

 

グリード「俺に渡せば命は助けてやる」

 

ハンソロ「ここにはない」

 

グリード「ジャバは怒ってるぜ、帝国軍を見ただけで密輸品を捨てたとな」

 

ハンソロ「検問はかわせねぇ、仕方なかった」

 

テーブルの下で銃を抜くハンソロ

 

グリード「謝れば船を渡すだけで済むぜ」

 

ハンソロ「殺してもってけよ」

 

グリード「そうするよ、いっぺん殺してやろうと思ってた」

 

ハンソロ「だろうな」

 

同時に打つ両者。グリードのビームは大きくそれ、逆にハンソロの銃はグリードを捕らえた。

黒こげになるグリード。RIP。

 

これ、両者同時に打つのは2004年に発売されたDVD版以降の話で、公開当時の1977年にはグリードのアップの後、黒こげのグリードがテーブルに倒れ込む映像となっていた。

 

その後、1997年公開の特別版において、グリードが先に打ったものの、それをハンソロがかわし、直後にハンソロが打ち返した様に修正されたのである。

 

つまり、この世にこのシーンは3パターン存在するのだ。

 

この修正にファン達は大激怒した。

と言うのも、4序盤のハンソロはアンチヒーローであり、そのハンソロが正義に目覚めていく彼の行動の意味合いが薄れるからであった。

 

しかし、御大(ジョージルーカス)はハンソロが「冷酷な殺人者」として描かれていたことに不満を持っていたのだった。

 

俺みたいなライトファンからしたら、なんでこんなことでここまでブチ切れているファンがいるんだ!?と思うが、アメリカのガチファンはスターウォーズ最速上映を見るために仕事を辞める様な連中だ。

 

人生を懸けた作品がかわっていくのを許さないのだろう。

 

しかし、スターウォーズ界にとって神である御大が「グリードが先に打った」と言ったらもうそれが正解ではなかろうか?

 

ちなみに2014年にハンソロを演じたハリソンフォードは

 

「知らないし、気にもしてない」

 

とだけ言っている。ハリソンフォードらしい。

 

 

・愛されまくっているグリード

 

悲劇的でどこか哀愁ただようグリードは世界中で愛されている。

日本ではファッションデザイナーのNIGO氏がスターウォーズで一番好きなキャラと語っている。

昨年(2019年)にはユニクロ×スターウォーズ×NIGOでこんなTシャツが販売された。

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https://dlove.jp/mezzomiki/post-158644/d5h_1797-3/

 

俺はもちろん持ってる

 

てか、去年はこのTシャツしか着なかった。

 

みんなも次に4を見るときは、グリードに注目してみてくれ。