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最強格闘家になろう 第五十三話「黒船」

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  加賀一派と乂門が地獄コロシアムで戦いを繰り広げている中、一隻の潜水艦が日本本土に向け、海底を進んでいた。

 

 乂門と言う謎のテロ組織によって日本は乗っ取られてしまい、全ての外交は中断され、日本は事実上の鎖国状態となっていた。 

 亡命政府は国連に政権の奪還を要請。事態を重く見た国連は精鋭部隊を日本に派遣することにした。精鋭達を日本へと送る潜水艦の名前は通称『黒船』。

 およそ200年ぶりに日本の鎖国を終わらせるため、外国から船がやってこようとしているのであった。

 

 潜水艦『黒船』の操舵者であるジョージ中佐は緊張した面持ちで操縦桿を握っていた。

 果たして自分がしていることが正しいのか…今、自分が運んでいる『モノ』が日本にもたらすことを考えるとジョージの全身から血が引いていった。 

 

 手取り早い手段は日本全土を爆撃することである。太平洋戦争で行われなかったフォールダウン作戦を日本に対して行うのである。

 しかして、現代においてあからさまな武力による制圧は国際社会から大きな批判を食らうのは容易に想像できる。

 

ではどうするのか?

 答えは『核弾頭と同様の破壊力を持った秘密部隊を日本に送り込む』である。

 

 秘密裏にそして素早く、どんな手段も問わず、その秘密部隊は乂門を蹴散らすことだろう。

その秘密部隊の名前は

 

『黙示録の騎士達』

 

  世界中から集められた最強の4人の男達である。

 

 今、潜水艦『黒船』は4人の男たちを運び、ゆっくりと海底を進んでいた。

 彼らが乂門とそして加賀一派と相対するのはもう少し先のお話である…