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「こいつらセンスないな」と言う魔法の言葉。

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なんで俺の書いた小説や漫画が受けないのだ!!!!

 

と思っている創作ボーイズは多いと思う。

そんなことを言おうものならどこからともなく、「魅力がない」「努力が足りない」など有識者達がありがたいお言葉をくれる。

 

そんな正論はノーサンキューなのだ。

 

つーか、そんな正論ばっかり受け止めてたら心が壊れる。ある程度そう言った意見も受け入れつつ、ストレスを逃さないとダメだ。

 

そこで役に立つ言葉がこの『こいつらセンスないな』と言う言葉である。

自分のセンスがハイセンス過ぎてみんなに伝わらなかったのね、ごめん遊ばせと言った気持ちだ。

 

一旦、責任転嫁しよう。自分は悪くない。受取手の努力が足りないのだと。

 

こんなことを言うと、「生産性がない」とか言われそうなんだけど、そもそも自分のテンション上げていかないと創作なんて続くものも続かねえ。

 

俺は創作において一番何が大事と思っているかって言うと、絶対に継続だと思っている。

ずーっと続けていれば、どこかで道が切り開けるかもしれない。好きなことをずっとやっていればいつかはバズるかもしれない。

正論に振り回されて好きの炎を消すくらいなら、責任転嫁してでも戦い続けることの方が重要だ。

 

とは言え、まぁ、ちゃんとアドバイスはね、聞いた上で受け流さないとあかんのですけどね…

 

 

サンドウィッチマンの男塾ネタに見る自由

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https://dengekionline.com/elem/000/000/758/758024/

 

 

 サンドウィッチマンは滑るのに何故か男塾ネタを漫才の途中にぶち込んでくる。

 男塾のネタなんておっさんしか知らないから当然みんなよくわからない。よく分からないから面白さが分からない、だから滑る。

 こんな簡単なことが実力派漫才師の2人に分からないわけがない。

 ではなぜ2人は滑るのに男塾ネタを入れるのか?それは単純に自分たちが面白いと思っているからである。

 ある程度の市民権を得ているサンドウィッチマンの2人はこれ以上世間と迎合する必要はなしと判断したのではなかろうか?

 

 思えば、こと創作とはこの『社会との迎合』が1つのテーマだったりする。

 俺はバンドやったり、小説書いたり、漫画書いたりするのが好きだ。そう言った創作活動をそれなりにやっていると、『これは受ける』と言うフォーマットが分かってくる。

 例えば、バンドで言うと『カノンコード』(※音楽における超メジャーな音の進行のこと)を用いた曲を作ってみるか、とか、小説だったら『なろうで連載するのなら、異世界転生にして、最初は仲間に追放されて、力をつけた主人公がかつての仲間たちを見返す流れにするか』とかである。

 

 このフォーマットは甘い罠である。

 フォーマット通り作るとそれなりのモノが出来る。そして、世に言う名作はフォーマットを1つ捻ってあるモノが多い。

 フォーマット(王道)とは支持する人間が多いと言うことなので、作品を発表してすぐに支持者が現れることもあるだろう。

 

 しかし、これの問題は『俺はこんなことしたくない』問題である。

 

 そもそも、自分のオリジナリティを出してこその芸術なのに、フォーマットに沿って規格化された工場で作ったような作品を出すことに意味などあるのだろうか?と思う。

しかして、人気を出そうと思えば社会に迎合する必要もある。悩みどころなのだ。

 

 結局、1番の近道は『社会に迎合』してある程度市民権を得てから『自分のオリジナリティ』を出すなのではなかろうか…

 

  サンドウィッチマンの男塾ネタは正にそれで、一昔前までは男塾ネタはあまり見られなかったのに、今では定番となりつつある。

 目指せ男塾。まずは人気者になろう。頑張ろう。

 

 

 

 

 

豊橋0歳児死亡事件。誰も興味がないニュース

 

豊橋市で0歳の赤ちゃんが22歳のお母さんに絞め殺された。赤ちゃんは4/8に生まれたばかりだった。

 

世間はコロナ一色でこのニュースも埋もれていく。それに別に珍しくもないニュースだ。

今の時代、年に100人くらい赤ん坊は親に殺されている。

 

ぼんやりとこのニュースについて考える。

まず、22歳の母親はどんな人だったのだろうか?可愛かったのか?優しかったのか?ヤンキーだったのか?息子を愛していたのか?望まない出産だったのか?産後鬱で精神状態が不安定だったのか?

どれも分からない。なぜならば、こんなありきたりなニュースは新聞の端に載って、後はテレビで数秒報道したらそれでお仕舞いなのだから。

 

 

次に赤ん坊のことを考える。彼が生きた日数は10日間。10日間にどんなことを考えたのだろうか?彼が産まれてきた意味とは一体なんだったのだろうか?ブッダはすべての人間に産まれてきた理由があると言ったが、果たして彼にも意味はあったのか?

まったくわからない。

 

誰も興味がないからだ。ただ、若い馬鹿な女が産まれたてのガキを殺しただけの事件。エキセントリックでもないし、センセーショナルでもないので誰も興味を持たず、すぐに忘れ去られていく事件だ。

 

アナウンサーも『悲惨なニュースですね』とか言っておいて次の瞬間には『さて、次のニュースです。動物園で双子のパンダが誕生しました』と嬉しそうに言っている世界なのだ。

 

なんだか、そんなことをぼんやりと考えていたら気が滅入るなぁ…と思う午後なのでした。

女子はマドハンド

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ドラゴンクエストウォークより

 

 

皆さんはこの世紀末の様な世界でいかがお過ごしでしょうか?俺はと言うとあいも変わらず休職ライフでして、俺の会社も全面休業になりそうと言う事態です。

 

休職してたら会社も休業しちゃったよ!ナハハハ!!!笑えねえよ

 

毎日地獄の様な世界でなんとかサバイバルしております。こんな地獄の日々は中学校以来です。

 

中学の時、私は一時期女子に嫌われておりました。

 

これは思春期の男子にとってとても辛いことです。彼女たちに言われたキモいと言う言葉を俺は一生忘れることができません。

この経験は長いこと俺の女性不信を増長させ苦しめましたよ。一時期は拗らせ過ぎて、もう生殖は望まぬ…とすら考えていました。

 

さてさて、ここで重要なのは、俺は女子に嫌われていた。

と言う部分です。個人ではなく、集団に嫌われておりました。

理由は一体なんなのか、最早そんなことは忘れてしまいました。確か、俺がとある女の子を痛烈に弄ったからだったっけ…(俺も悪いじゃねえか…)

 

でも、この場合、その俺が弄った女の子が俺を嫌うのはまだ分かる。しかし、俺はクラス全体の女子に嫌われていた。果たしてこれは一体どう言うことなのか?

 

これは女子がマドハンドであると言うことです。

 

マドハンドとはドラクエに出てくるうざってえ敵です。彼らの特徴は仲間を呼ぶ

一撃で倒さないとドンドン仲間を呼び出して数で圧倒してきます。倒しても倒しても敵が増える…

 

学生時代を思い返せば、女子は集団で生きる生き物でした。個人と言う感覚はなく、集団でひとつの単位なのです。これは蟻や蜂の様な社会性昆虫の超個体と言ってもいいでしょう。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/超個体

 

思えば女子云々に関わらず、人は常に大きな何かに動かされている様に感じます。

それはユング が言ったイド的な何かなのでしょうか?

それはよく分かりませんが、俺はこの全体主義的な考え方が嫌いです。へどがでます。そんなものはファシズムです、独裁者たちの亡霊です。

 

みんながこうしているからこうしろ、みんなが言っているから正しいではなく、自分の頭で考えて自分の心で行動すべきであります。

 

この様にして世間のマドハンド(決して女性を指して言っているのではなく、全体主義のメタファー)と我々は勇者となりて戦わねばならないのではないでしょうか?