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第9回スターウォーズ沼 クラウドに見る新三部作の粗

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https://starwars.fandom.com/ja/wiki/クラウド

 

 

皆さんは買いましたか?

何をって?

 

そりゃスターウォーズ9のDVDですよ

 

我が家にもDVDきてね、まぁ、見返したわけですよ。

 

やはり俺がスターウォーズ9の白眉だなと思うキャラクターはね、クラウドなんですよ。

 

あの冒頭にファルコン号に出ていた。気持ち悪い蛆虫の擬人化みたなキャラクターです。

 

やっぱり俺はあの気持ち悪さとコミカルさが入り混じったクラウドが好きだなぁ。

 

さてさて、クラウドについて調べましたよ。

以下wookieepedia参照

クラウド(Klaud)はトロダトームの男性で、レジスタンスのメンバーである。おっちょこちょいだが熱意にあふれるメカニックのクラウドは、ファースト・オーダーと戦う仲間たちを助けるためにその技術を提供した。35 ABY、クラウドはポー・ダメロンやフィン、チューバッカ、R2-D2らとともにYT-1300軽貨物船<ミレニアム・ファルコン>に乗り込み、シンタ・グレイシャー・コロニーへの任務に同行した。当初、任務の目的は部品の回収とされていたが、実際はブーリオから機密情報を受け取る危険な任務だった。クラウドは<ファルコン>がTIEファイターの追跡を受けることになって慌てふためいたが、一行は無事にエイジャン・クロスのレジスタンス基地に帰還することができた。

 

 

ん!?なんて書いてある?

 

熱意溢れるメカニック!?

 

熱意溢れるメカニック!?

 

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……

 

どこに手があるんだよ

 

手がないとメカいじれないじゃん!!!

 

と思っていましたら、トロダトーム人は頭部のアンテナでモノを掴んだりするんだと…

 

さて、この設定を見たとき、やはり新三部作のキャラは爪が甘えなぁ…と思いました。

 

と言うのも、ジョージルーカスは宇宙人の造形を作ったり、惑星の環境を考えるとき、そこでどのように宇宙人が暮らし、それならどんな姿になるのかまで考えて作っているわけですよ。

 

要は作り込みが凄いんです。

 

一方、クラウドはメカニックなんですよね?

そうなると、あまりにもメカを弄るにはアンテナが短すぎやしかさないかい?

 

めちゃくちゃ顔を近づけないとメカいじれないよ?

 

こう言う話をすると、「細かすぎ!!」「言いがかりだ!!」と言われるかもしれませんがね、ここまで細かく作り込まれたのが1〜6だったわけで、そのクオリティを7〜9でも求めるのです!!!

 

 

メタルスライムはドクズ

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最近、ドラクエウォークにハマってます。

毎日毎日歩いております。

 

ドラクエウォークにもメタルスライムが出てくるんですよ。知らない人はいないと思うんですけど、一応メタルスライムの説明をしますと、メタルスライムはレアなモンスターでして、倒すとかなり経験値が入るんですね、だから、メタルスライムに会うと、よっしゃあ!!!と思わず声を上げてしまうわけです。

 

しかし、このメタルスライム、とにかく逃げ足が早い。すぐに逃げます。なので倒すのがまた一苦労なわけです。

 

ドラクエウォーク中にもメタルスライムが現れると、一喜一憂する毎日なのですが、ふと気づきました。

 

メタルスライムってドクズじゃないですか?

 

だって、ピンチになったら仲間を置いてすぐに逃げるんですよ。

 

その仲間って言うのはメタルスライムの恋人かもしれない、友達かもしれない、もしかすると息子かもしれない。それは人間の俺には窺い知れないところですが、どちらにしろ、奴らは仲間を置いて逃げるわけですよ。

 

人として一番やっちゃダメなことですよ。

 

あいつらに恥と言う感覚はないのでしょうか?

 

逃げることで命は助かるかもしれないが、そのかわりあいつらは何か大事なものを毎回失っているのでは?と思う今日この頃なのでした。

そうだロボットを作ろう【kamirobo カミロボ】

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暇で死にそう

 

こんにちは爆裂休職中で

通算100連休中です。

 

世間はゴールデンウィークだそうですが、私にとってはいつもと変わらぬただの休日です。

 

さてさて、最近小説のネタもマンガのネタも尽き果て、すっかりやることがなくて暇です。

 

一年ぶりにゲームを買ったのですが、それもすぐに飽きる始末…

 

暇で暇で死にそうな日々の中思いついたのが、

 

そうだロボットをつくろう

 

でした。

 

昔、私が小学生の頃、紙のロボット、通称カミロボ作りにハマっていました。

 

カミロボとは、造形作家の安居さんが紙で作ったロボットを一人で戦わせてプロレスゴッコをしていると言う超絶ニッチなコンテンツです。

 

以下、公式サイト

https://www.kami-robo.com

 

これに小学生の頃どハマりした私はさまざまなロボットを作っておりました。

 

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小学生の頃作ったロボット。

 

 

さてさて、久しぶりに作ってみるのも一興だわなと思い早速制作開始

 

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まずは胴体。全てはここから始まる。

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腰部分を作成

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足を取り付ける。だいぶそれっぽくなってきたね

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二の腕をくっつける。

完璧にロボット。そして、なんだかバランスがおかしい

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前腕も完成。

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遂に完成しました。

牛丼ロボット!!!

 

我が分身です。

 

せっかくなんで、本家カミロボに倣ってプロレスしましょう。

 

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青コーナー!!!

牛丼ロボットォオオオ!!!

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赤コーナー!!!

小学生の頃作ったロボットォオオオ!!

 

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バックドロップダァァ!!!

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コーナーポストから飛んで

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ムーンサルトニーイイイ!!!

 

……

 

 

俺は一体1人で何をやってやってんだろう…

 

でも、まぁ1時間くらいは時間潰せたのでいいです。

 

 

 

 

先輩好きになってもいいですか?俺が大恥かいた話

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数年前、俺が大学を卒業した春。

俺は最後のモラトリアム期間を超絶満喫していた。

友人と卒業旅行行ってはっちゃけて、彼女と旅行行ってはっちゃけまくっていた。

そんなある日、俺に一通のLINEが届く。

 

『先輩、相談したいことがあります。また会えませんか?』

 

卒業を機に辞めたバイト先の後輩からである。

女からである。この子とは仲良くて結構遊んだり、昼休みが合うと飯食いに行ったりしていた。

俺がバイトをやめてからも連絡を結構取り合っていた。

 

「なんぞこれ、完璧告白されるパターンやんけ」

 

俺は舞い上がった。舞に舞い上がった。

 

「どうしようなー!!!俺彼女いるし、彼女に申し訳ないから告白されても断るしかないよなぁ…カリオストロの城のルパン並みにダンディに振るか…ああーツレェわぁああwww

 

ちなみにルパンがクラリスを振ったセリフは以下の通りである。

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「バカなこと言うんじゃないよ。また闇の中へ戻りたいのか?やっとお陽さまの下に 出られたんじゃない、なっ お前さんの人生は これから始まるんだぜ。俺のように うす汚れちゃ いけないんだよ。あ そうだ 困ったことが あったらね いつでも言いな。おじさんは 地球の裏側からだって すぐ飛んで来てやるからな」

 

かっちょいい!!!!

 

俺もしゃーなしルパンみたいにニヒルに振ろう!!!うん、それが彼女にとってもいいことなのだ。

 

まあ、なんだ、飯でも食いながら話しましょうやと言うことになり、後輩(女)とランチをすることになった。

そして、ランチ当日、後輩ちゃんと話しつつ飯を食うのだが落ち着かない。

 

ああ、コイツどのタイミングで俺に告白するんだろ…??

 

すると、彼女は意を決したように言った。

 

「今日、相談したいことというのはですね…好きな人ができまして…」

 

ハイハイ…わかってるよ…俺だろ?俺だろ?

 

 

 

「田中さん(バイト先の後輩)のこと好きになっちゃったんです…」

 

 

 

 

 

…????

 

田中とは俺の一歳下のバイト君である。

田中君は落ち着いてて爽やかな青年であった。そんな彼のことを彼女は好きになったのだと…

 

 

 

俺は…???

 

え!?なに!?めっちゃ恥ずいやん!!!

俺絶対告られると思ったったのに!!!

まさかの本当に相談やんけ!!

 

ドキドキ返せやオラァ!!!

 

その後、本当に相談に乗りました。

 

帰りに少しドライブをしてから彼女を送りました。

 

超恥ずいじゃん…俺…

 

そして、彼女は田中君と付き合いましたが1年ももたず破局。尚且つ、俺はこの女の子にギターをパクられ音信不通になりましたとさ…

 

グラップラー刃牙 最大トーナメントで完全なる護身を身につけた男

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久々に刃牙の最大トーナメント編読み直してんだけど、超絶面白いわ。

 

特に、Bブロックの密度が半端じゃねえ。

烈海王、克巳、花山薫が固まってるとか激闘必死やん。

 

面白すぎて全巻購入してしまったわ

 

さて、俺は読んでてとんでもないことに気がついてしまったのです。

 

1人だけ無傷でこのトーナメントを終えた人間がいます

 

それが、マイク・クインです

 

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彼は1回戦Cブロックに登場したアメリカンプロレスラー。

ゴールデングローブにも出場経験のある実力派レスラー。

 

彼は1回戦で三崎健吾に関節を決められて

速攻でギブアップします。

 

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腕へし折られても戦った柴千春との根性の差よ…

 

しかし、世の中根性だけでは渡り切れるものではない。現に最大トーナメント参加者達は、「お前ら今後の選手生命断たれたんじゃないの?」と言う怪我を負う人間が全体の6割だ。

 

簡単に『頸椎損傷』とか『背骨骨折』とか出てくるけど、普通に後遺症残るレベルの怪我だからな…

 

そんな中、無理と思った瞬間にギブするマイクは一番クレバーな選手なのでは?

 

現に彼、最大トーナメントで勇次郎が敗退者9人連続組手をした時も、一切その姿を現さなかった!!!

 

ジャイアント馬場は「怪我をするプロレスラーは2流」と言っていることから、確かにマイクは闘技者としては3流かも知れないが、ことプロレスラーとしては怪我を見極める超一流なのではなかろうか。

 

渋川老が護身を完成させた時、『自分が勝てない勝負にはそもそも近づけない』と語っていたが、マイク・クインも完全な護身を身につけた為、試合会場に来れなかった説が濃厚なのである。

 

みんなも次に刃牙を読み直す機会があればマイククインに注目して欲しい

ウォッチメン ドラマ版を見て思ったこと【感想】【ネタバレ】

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予告トレイラーが出た時から気になって気になって仕方なかったウォッチメンのドラマ版が遂に配信されたので全話観てきました。

 

結論から言うと

 

めちゃ面白かったけど、やっぱ原作よな

 

と言うのが感想です。

 

今回はネタバレしまくり&俺の備忘録的に取り止めもなく感想を書いていきますね。

 

 

・キャラクターについて

まず、キャラクター最高にかっこよかったっす。新規キャラがみーんなキャラ立ちすごかった。主人公のシスターナイトはもちろんルッキンググラス、レッドスケア、パンダと言った警察(ヒーロー)の面々がみんなカッコ良かった。

 

カッコ良いだけじゃなくて、全員一癖どころか二癖三癖ある。

パンダなんて2.3回しか出てこないのに大好きになった。ルールに厳しいパンダはその名の通りパンダマスクをかぶっている。白黒ハッキリつけたがる彼の性格をよく表しているコスチュームだ。

しかし、パンダの白い部分が汚れてほとんどグレーになってるのは面白かった。

善と悪が曖昧な世界をよく表している。

 

あと、なんと言ってもルッキンググラスでしょ

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ガラスマスクに身を包んだ尋問のプロ。

実は超絶トラウマに犯されてて、ほとんどパラノイアなのが物悲しくもあり、少し滑稽。

後半に戦闘能力も申し分ないことが判明するのもテンション上がる。

 

旧シリーズのキャラも最高だったね

 

遥か木星の衛生で軟禁されて頭おかしくなっていくオジマンディアスとかシュール過ぎだろ。

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このオジマンディアスパートはドラマの中でもかなり好きなパートだった。

最初はオジマンディアスがどこにいるのか、そして何をしているのか全く理解できず、ただ、執事達を虐殺していくヤバイおじいちゃんにしか見えないが、終盤に謎が明らかになると、なるほどねーとなる。

 

そして、そんな狂人オジマンディアスとは違い、超絶人間味を見せてくれるのが、まさかのDr.マンハッタン。

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神に最も近い男が求めたのがまさかの愛。

そしてその為に能力を手放すとか…

こいつこんな奴だったっけ???

と思ったけど、映画の時から結構惚れっぽいとこあるしな。

そして、最終話での彼の最後はかなり泣ける。

シスターナイトとの時間全てにいる…と言う彼。一人で死にたくなかったとかめちゃくちゃ人間臭いこと言うやんけ

 

ふと思ったんだけど、じゃあ、この自分の死もDr.マンハッタンになった時からわかってたのかな?ならかなりしんどいよね。

オジマンディアスに殺されかけてたマンハッタンさんですが、まさか続編のドラマ版では彼の娘に殺されることになるとは…

 

さて、今作のキャラの中でも白眉なのが

シルクスペクター2世ことローリーだと思うんですわ。

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FBI捜査官になって、覆面のヴィジランテ達を狩ってるとか、かなり皮肉きいてる設定。

ロールシャッハ的な探偵役を今作では与えられている。

最後にオジマンディアスを300万人殺した罪で捕まえると言ったシーンが俺の中でこのドラマで一番カタルシス感じた。

『終わる終わると言っても世界は終わらないモノ』と言う達観したセリフは理想を追い求めるだけで世間との関わりを閉ざしてきた他のウォッチメンには絶対に言えないセリフだと思う。

 

・ストーリーについて

 

 映画版、原作の主題は勿論『米ソの核戦争』であったし、その先に『善と悪』の戦いが描かれていたのだけれど、2019年に作られたこのドラマが描くのは『人種差別』

 

第7騎兵隊と呼ばれる人種差別集団がテロリズムを行っていて、身元がバレないように警察もマスクをつけて対応している。そんで第7騎兵隊もマスクしてるって言うね。

このマスク構造って映画版でも描かれていたようにとっても滑稽なんだよね。みんな匿名性の元でしか活動できないってことはマスクの下、つまり本当は隣にいる人ですら誰かわからないってこと。

警察も第7騎兵隊もキーン議員によってコントロールされていたこと、どちらも元締めはおんなじだったって言う展開は、マスクの下はどちらも同じでしたよ。と言う皮肉が効いていてすごく良かったな。

 

だから、シルクスペクターはやってられないわとばかりに今作では仮面を捨てた彼女が探偵役として事件の真相に迫っていくのはなるほどと思う。

 

前半部分はまぁ謎の嵐で、『は!?これ、どうなってんの?』の連続なんだけど、後半の伏線回収パートが鮮やかで気持ちよかった。

 

特に、Dr.マンハッタンの正体には驚かされたな。まさか旦那だったとは。面白いこと考えるよな。

秘密を追っていた主人公が作中でいちばんの秘密を隠していたと言う…

 

あとはなんとフーデッド・ジャスティスがあんな重要キャラだったとは…

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・総括

9話で綺麗に纏まっていたし、テーマも重くて最高に満足だったんだけど、その痛快さ、やられたな!!!って感覚がどうしても原作を超えなかったのもまた事実だったなー。

ロールシャッハばりにどハマりできるキャラも今回いなかったし…

でも、2019年にウォッチメンをドラマでやるとしたらこれ以上ない最適解だったのではと思います。