今日の俺は機嫌が悪い。
週も後半戦の木曜日。
年末と言うこともあり、いろいろと急かされたり、逆に急かしたり、気苦労も多く(と言うか気苦労が大半)で少しへばっている。
なんだか、世間の人って自分のことしか考えてねえじゃねえか。
今日は『カレーやつ行きたいな』と言うことで来たのが、ここプージャ。
昔から存在は知っていたけれど、入るのは初めてである。
入ると、堀の深い外国人の店員さんが案内してくれる。
インドレストランと聞いていたが、メニューを見ると、ネパール料理の文字が踊っている。
普通の人だと、「看板にいつわりあり!」とゴタゴタ言うかもしれないが、カレー好きの私にとってはなんら驚く要素はない。
と言うのも、実は我々日本人が外食で食べるカレーはそもそもインドカレーとは言えないことが多い。
そもそもネパール人の方がカレー屋をやっている事も多く、いろんな文化がミックスされたのが、我々が食べているインドカレーなのだ。
ちなみにカレーについてくるあの馬鹿でかいナンを食べる文化はインドではなく、代わりにチャパティと言う薄焼きパンを食べることが殆どである。
話を戻そう。
メニューを見ると、なかなか値段が強気…
腹一杯食べようと思うと2000円くらいかかっちゃう。
流石に一食2000円は食べれないので、カレーとナンだけを注文。
この時点で少しがっかり
なんだよ…高いなぁ…もっといっぱい食べたかったなぁ…これで美味しくなかったら、今日は嫌な気持ちで終わるじゃないか…期待はずれだったかも…
と思っていたら、店員さんがオニオンスープをサービスしてくれた。
少し嬉しい。
で、出てきたのが、このカレー。
ナンをちぎろうとすると、熱すぎて手が火傷しそうだった。『アッ!!!!焼きたてだ!!!』ここら辺からテンションが上がってくる。
まず、ナンがとても良い。
馬鹿でかいなんだが、若干薄焼きで、とてもクリスピーな食感なのだ。それでいて味もしっかりしてやがる。
それで、問題のカレーだが、これがめちゃくちゃ美味い。
そこいらの出来合いのカレーじゃ出せない丁寧さをなんとなく感じる。
たまにシャキシャキとした食感があり、玉ねぎにしては甘すぎるし、なんなのだろうかと思ったが、美味かったのでなんでも良い。
しっかり辛いけど、甘いからバグバグ食べれちゃう。
更にオニオンスープを飲むと、オニオンスープも美味い。
オニオンスープまで美味いのかと驚愕。
飲むとめちゃくちゃ身体がポカポカしてくるし、喉にガッツリ効くのは生姜か唐辛子が入っているからだろう。
この冬の時期にはとても嬉しい。
バグバグ食っていると、店員さんが
「サービス」
と言ってマンゴージュースまでくれた。
最初、ちょっと期待はずれかも…とか思ってて本当にすいませんでした…
インドレストラン プージャ 植田店 (PUJA) - 植田(名古屋市営)/インド料理 | 食べログ
※サービスに関しては、俺以外にお客さんいなかったのでもらえたのだと思います。
お店側の事情もあるので過度に期待しないで下さい。