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地元に睨みを効かせている その4

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思い出は綺麗だが、過去は醜い。

 

日々コソコソと地元で生きている。

退職の日にちが近づいたらもっと焦るかな?と思っていたけれど、意外と心は平穏である。

 

あー、ずっと会社のこと嫌いだったんだな…とぼんやり考える。

今週はUターン転職者向けの相談窓口に行って就職情報を教えてもらったり、明日は自治体の臨時職員の採用についてzoomで説明会を見る。そこそこ活動的である。

 

 

今日の夜、ペヤング獄激辛finalが無性に食べたくなり、ただ一人で食べて悶えているなんて虚しすぎるのでリモートで大学時代の後輩に俺が悶える様を見てもらう。

死ぬほど辛かったが、30分くらいで完食。。(出来なかった)

そこで切ろうかな、と一度思うも最近どうにも人恋しかったので勝手に一人で話しまくり、『思い出を見てみようぜ!』と軽音部時代の頃から取っておいた思い出の品々をリモート越しに見せて紹介していくと言う作業をして後輩をとどまらせる。

 

書いてて思ったが、ムーブが完璧に帰る息子夫婦を引き留めて長話するおじいちゃんだ。

 

大学時代の友達からの手紙だとか、後輩達からの寄せ書きだとか、そう言った品々を2人で見ていく。

 

そう言ったモノを直接見ていくと、懐かしむ気持ちよりも恥じ入る気持ちの方が強いことにふと気がついた。

 

思い出は綺麗だ。昔の仲間達と集まるとついつい昔話をしてしまう。

でも、それは多少美化されている。

形を持って突き詰められた過去は思いの外苦々しい。

過去はしっかりと『俺が傷つけられたこと』や『俺が傷つけた人』を記録していた。

 

思い出は綺麗だ。話しているうちに、思い出すたびにどんどん美化されていく。

しかし、過去はきっと想像よりも随分と醜い。

 

ならば果たして辛い時どこに逃げれば良いのだろうか。