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クリスマスの夜、サンタはコンビニでローキックを食らった

昨日はクリスマスイブだったね。平成最後のクリスマス。何でもかんでも平成最後つけりゃいいもんちゃうけど、なんとなく感慨深くなっちゃうね。

 

俺は彼女と別れたってこともあり、男だらけの飲み会でたらふく喋って、たらふく飲んだ。

 

いい気分で家に帰った。こりゃ今日は熟睡じゃい!と思ったが、これがなかなか寝れなかった。

 

寝れない夜は久しぶりだった。

 

寝れなくても、スマホを触らずひたすら布団にくるまって目を瞑る。

目を瞑って横になっているだけで少しは体力が回復する。

 

さぁ、眠気よ来い!と想う心とは裏腹にどんどん目が冴えていった。

 

眠れない夜、目が冴えてくると余計な事を思い出す。

 

俺の頭はふんわりふんわりと揺れながら、5年ほど前の事を思い出していた。

 

5年前、2013年。大学2年生だった俺はコンビニの夜勤バイトをしようと思った。

 

時給がよかったし、楽だろうと思ったからだ。

 

面接で店長に「君、〇〇大学なんだって!頭いいね!君ならすぐ仕事覚えられるよ!」と言われた。

 

俺が通う3流大学を褒めてくれるなんていい人だなと思った。

 

店長は細身でイケメン30前半くらいだった。

 

よし、ここで頑張るぞ!と夜勤バイトを始めた。

 

初日、5時間謎のマニュアルビデオを見させられる。それで研修は終了、はい、あとは頑張ってね!と売り場に放り出された。

 

慣れない夜勤と慣れないコンビニの仕事に俺はミスを連発、みるみるうちに店長の笑みは消えていった。

 

そして、ついに、とあるミスをした直後、俺は店長にローキックを食らった。

 

くしくもその時はクリスマスの時期で俺は会社が用意したサンタのコスプレをしていた。

 

サンタが蹴られるクリスマスなんてあるのかね?

 

店長にその後無茶苦茶にいじめられ、2歳年下のヤリチン高校生に童貞童貞とバカにされ、俺は逃げるようにコンビニを辞めた。1ヶ月しか働かなかった。

 

店長にグッと肩を強く強く捕まれ

「こんなことも出来ねえなんて、社会じゃやってけねえぞ!」と言われた事を今でも鮮明に覚えている。

 

そんな事を思い出していたら、無性に腹が立ってきた。

 

俺は曲がりなりにもなんとか社会で働いている

あんたが言っていたことは間違っていた!

「こんなことも出来ねえなんて、コンビニじゃやっていけねえぞ!」と訂正しろ!

 

腹が立つと余計に目が冴えてきた。

時計を見ると朝の5時。昔、働いていたコンビニまで車で5分。

 

俺は、5年ぶりに店長に会ってお礼参りをしに行こうと思った。

 

寒くてぶるぶると震える中、ジャンバーを着込み、車でコンビニに向かう。

 

コンビニに入ると、外国人の兄ちゃんが1人いるだけだった。

 

「あの、」俺は声をかける。

 

「あの、昔、ここで働いていたんですけど、〇〇店長ってまだいます?」

 

「イナイチガウカワッタ」

 

兄ちゃんは笑顔でそう答えてくれた。

 

少しがっくりときた。

 

その後、何店か近くの同じ系列店を回ったがどこにもいなかった。

 

意気消沈として、家に帰る。

 

「あ、SNSで探せばいいじゃん!」

 

今の時代、猫も杓子もSNSをやっている。

個人を特定するなんて、簡単だ。

 

俺が働いていた店の店名でリサーチをかける。

 

店長は見つからなかったが、代わりに俺のことをバカにしていたヤリチン高校生を見つけた。

 

彼は結婚していた。しかも結構可愛い女の子と、来年には子供が生まれるみたいだ。

 

なんとなく、彼のTweetを見る。

 

典型的な田舎ヤンキーって感じだ。

ガラの悪い友達に囲まれて、彼は今美容師やりながらラップしたり、バイク乗ったりしているらしい。

うんこの画像をアップしていてゲンナリした。

 

うわー、バッカだなー…生まれてくるガキは絶対ヤンキーになりそう。

こう言う輩がぽんぽこぽんぽこ猿みたいにガキを作るから日本の治安は悪くなるんだよ。

低脳尖閣諸島に隔離しろ。

 

と毒づき、溜飲を下げる。

 

でも、なんだか俺には理解できない生活だし、まったく羨ましいとは思わないけれども、幸せそうだった。なんだか、ちょっとホッコリしてしまった自分もいた。

なんとなく、彼に幸あれ!と願う俺がいた。

まぁ、死んでも交友関係を持ちたくない部類なんだけどね。

 

彼のTweetを見ていくと、どうやら件の店長は俺が辞めた数ヶ月後、会社の合併により店長を辞めたみたいだ。

 

Tweetを見ると店長は結構みんなから慕われていたっぽい。

 

俺はこれまで店長のことを地獄の鬼、低学歴、ド低脳、生きている価値のない糞袋低所得者、犬食ってそう、人格破綻者、この世で最も醜い下郎、蛆虫の湧いた死体、いつか殺すべき相手、セックスのことしか考えていない全身ペニス野郎、うんこ、O157、ペスト野郎、一族郎党皆殺し、一生負け犬、両手両足欠損した肉ダルマ、キンタマに湧いたインキンとことごとくけなしてきたが、どうやら俺にしか厳しくなかったみたいだ。

 

俺が仕事異常に出来なかったからか?

 

今、仕事をするようになって少し店長の気持ちもわかるようになった。たしかに、仕事を振って出来なかったり、同じことを何度も聞かれるとイラっとする。

 

でもね、手を出すのは社会人として絶対ダメ。

 

そういう意味で、俺は5年前に戻れるのなら、彼にこう言いたい

 

「バイトに手を出すとか、お前、社会じゃやっていけねえぞ!!!」

 

店長は今もどこかで生きているだろう。

 

仕方がないので、彼の幸運も祈ってやろう。

 

なんといっても今日はクリスマスだからな。

 

 

 

バンドマンの俺は死んだ!メリーロックはオバポーズで楽しめ!

メリーロックに行ってきました。

 

メリーロックとは名古屋は金城ふ頭で行われている冬のロックフェス。

 

出演者は今ノリに乗っているイケイケなバンドばかり、そして、来場者もカップルや大学生のような人生を謳歌している人達ばかり。

 

 

そんなフェスのこと俺がどう思っていたかと言うと、

 

 

大嫌いに決まっている。

 

 

そもそも俺はファスが嫌いである。

なぜ、好き好んで暑かったり寒かったりするところで人にもみくちゃにされなきゃならんのだ!なら、俺は好きなバンドのワンマンとかをのんびり聞きに行きたい!!!

 

俺がフェスを嫌いな1番の理由は客である。

ライブをスポーツかなんかと勘違いしている方々が少数だが存在していることだ。

 

他人をかえりみず、ダイブの回数を競い合ったり、モッシュを無茶苦茶に至る所でやったり、

そう言う迷惑行為を平然とやってのけ、SNSとかに

 

「〜参戦!!!まぢ楽しかった!!」

 

とか載せている頭スポンジボブな輩が本当に気にくわない。

 

俺、バンドやってた時、たまにそう言う暴れたいだけの方々と遭遇していましたが、

 

「この人達は本当に音楽を聴きにきているのか?それとも暴れれりゃそれで良いのか?暴れたけりゃスポッチャとかにいってくんろー!」

 

と言うふうに正直思ってました。すいません。

 

 

前置きが長くなりましたね。

 

ではなぜ、こんなフェス嫌いの僕がメリーロックに行ったかと言うと、地元の数少ない友人が誘ってくれたからなんすよね。

 

最近会ってなかったし、そいつも今年いろいろ大変だったらしいし、久しぶりに会いたいなと思ってたところでのお誘いでしたので、そりゃ行きます。それに、僕も相当大人になりましたし、今ならそう言ったライブキッズの方々に対しても、かつてのような、とんがった感じ方をしないのではなかろうか?と思ったのです。

 

 

・メリーロック当日

友達との待ち合わせを1時間ほど遅刻して向かうわ金城ふ頭。

名古屋駅はバンTを着た若者で溢れかえっておりました。

 

ポツポツと雨が降る中、入場を済ませ、向かうはメインステージ1バンド目、TOTALFAT!

 

俺パーティパーティくらいしか知らないけど、こんなん、絶対暴れまわる奴おるやんけ!

 

 

 

 

案の定、TOTALFATは1曲目からモッシュの嵐、至る所でサークルピットが出来ている。

 

でも、我々はそれを見越して、フェンスの真ん前辺りを陣取っていたので巻き込まれずに楽しめた!!!

 

TOTALFATのMCがこれまた激アツな感じで、

「俺たちゃ音楽でつながっているんだ!!」

みたいなね、昔はそう言うMC大大大好きだったんだけど、なんか今聞くと、胸がムズムズするのは何故だろう?

 

別に、僕、あんたらと繋がったつもりはないんですけどね…みたいなクソ捻くれた感情になってくる。

 

その後もKANA-BOONフレデリックみたいな大人気のバンド達の演奏を見た。

演奏は死ぬほど上手いし、やっぱり、生で見るのは全然違うなぁと感動した。

特に、04 limited sazabysは無類であった。

ギターRYU-TAがインフルエンザの為、急遽3人体制でライブは行われたが、SUPER BEAVERBLUE ENCOUNTのギタリストがサポートとして乱入すると言う胸熱な展開。

入場規制がかかるくらい満員のポートメッセでの彼らのバンドを見て、俺はなんだか少し泣きかけてしまった。

 

 

KOTORIやSIXLOUNGEみたいな若手売り出し中のバンドは気合バチバチに入りまくってて、爪痕残したろう!客食ったろ!と言う気合が半端なかった。

ただ、気合入りすぎてて、見てて

「なんか、ちょっと必死すぎじゃねーか?」

とまた捻くれたことを思ってしまった。

 

とまぁ、バンド見てて普通に感動したけど、バンドやってた頃ほどの衝撃はねえな…なんか俺大人になっちまったのかなぁ?なんてひとりごちました。

 

 

 

さて、今回、いろーんなバンド見たけど、1番最高だったのはでんぱ組incである。

 

学生の頃から好きで、彼女たちのTwitterはメンバー全員フォローしている。

 

ライブを見るのは初めてだったけど、歌もダンスもキレッキレで見ていてめっちゃくちゃ楽しかった。

 

からしたら、好きな女の子がいきなり7人歌って踊り出したんだから、もうその興奮たるや…もう、好き…

 

 

結局、最後までイマイチ乗り切れなかった。

トリのcoldrainの時、途中で抜け出して、デッケークリスマスツリーの前でベンチに1人座ってぼーっとしていた。

 

バンド大好きだったのに、なんでこんなに乗り切れなかったんだろう?これ行くくらいなら、スマブラSP買って一日中やってた方が良かったのではなかろうか?

 

その時、ハッと乗り切れなかった理由に気がついた。

 

 

 

俺、疲れてんだ…

 

 

社会人になってから、ほとんど音楽も聞かなくなった。音楽聴くのも車運転する時くらいだ。

 

それは、日々、会社で精神と肉体を摩耗させていっているから、音楽を聴く余裕がないのである。

 

余裕がないから、バンドのMCやスタンスにもいちいち噛み付くし、お客さんのモッシュとかにもムカッ腹を立てるのである。

 

メリーロックが楽しくないんじゃなくて、俺が楽しもうとしていなかったのだ。

 

それは、大人になったとか、そう言う問題じゃない。

 

すまねぇ、俺…

 

俺は、次こそはしっかりと楽しもうと心に誓ったのであった。

その後、1人でとある会員制の怪しげなバーに行ったり、オカマバーで朝までどんちゃん騒ぎしたりとめちゃくちゃ楽しかったのですが、それはまた後日…

 

 

長野の山奥に閉じ込められた

タイトルが不穏ですね。すいません。

 

ここ最近、師も走る師走な訳で、仕事もだいぶ忙しいのですが、もう、遂に限界と私は最近定時で帰っています。

いつどこから雷が落ちてもおかしくない状況。

ギリギリチョップな毎日です。

 

そんな日々の中で、ぼんやーりと、大学時代所属していた軽音部の合宿について思い出しました。

 

大学の軽音部ってチャラチャラしたイメージをお持ちの方が多いと思いますが、何故か私の所属していた軽音部は体育会系でした。

一年生のうちはひたすら先輩のクソ重い機材や、ドラムセットを運び続ける日々、そして、たまにライブ出来たとしても、ライブ終わりにはいつも何故か反省会があり、酷いと夜更けまで先輩に怒られると言う仕打ちを受けていました。

まるで軍隊、そんな部活動なわけですから、まぁ、人が辞める辞める。バンドしたくて入ったのに下働きばっかりさせられるわけですから当然ですわな。

ちなみに、俺の代は最初は50人ばかりいたのですが、結局、春のうち20人になり、それが、夏には15人になり、結局残ったのは10人ばかりでした。

残った連中と言うのは、そんな地を這う日々を共に過ごす訳で、我々は歪な固くてヌメヌメとした絆で強く結ばれました。

 

 

さて、そんな我々軽音部の合宿はBBQやら川遊びなんぞ一切ありません。もちろん、女の子とのキャッキャウフフなんてものは陽炎の如しです。

 

軽音部の合宿は長野の山奥にあるスタジオに1週間軟禁されて、ずーっと練習すると言う、ストイック&ストイックな合宿でした。

 

ホテルのワンフロアを軽音部で貸切、そこで寝泊まりするわけですが、何本ビールを飲み、何本タバコを吸い、何度裸になり、何度裸にされ、何度裸にし、そして、何時間練習したのか…もはや記憶が定かではありません。

 

練習の合間にホテルの部屋に戻り、タバコを吸いながらビール飲んで甲子園見て、

「こいつらワシより年下けー、すっごいなー」

とひとりごちたのを今でも覚えています。

 

とにかく楽しかった。

 

俺、合宿というのをそれまで経験したことがなくて、こんなに楽しいものなのかと驚いたよ。

 

親やバイトとか一切を忘れて、1週間ずーっとバカやるって今思えば本当に貴重な時間だったよな。

 

泊まるホテルには大浴場があり、なんとそこが24時間ずーっと開いてるんだわ。

だから、深夜練習が終わって夜中の3時4時とかに大浴場行って、床にボディソープブチまけて、その上をクルクルと回転しながら滑りまくったりした。身体中傷だらけになった。

 

そんで、部屋帰っても、おちおち寝れないのよ、何故かというと、合宿伝統の夜襲と言うイベントがあって、先輩たちが後輩の寝込みを襲うんだわ。

と言っても別にレイプされるとかそんなんじゃなくて、ギリギリ笑えるレベルのいたずらをされるのよ。俺の時は寝込みにいきなり襲われて、服を脱がされ、うつ伏せにされて手足をガッチリと数人に掴まれた。

もう、そうなると動けないわけ、そんで、「なんすか!?なんすか!?」ってパニクってると、背中をジュッと何かとてもアツイものを押し付けられた。

あひゃゃあ!!!と熱さで暴れまわる。なんだなんだとよく見ると、SMロウソクのロウを全身に垂らされていたんですわ。

 

フザケンナ!!!とキレるところだけど、俺も感覚が麻痺ってたから、先輩と一緒に爆笑した。そんで、一緒になって隣の部屋で寝てる同期の奴を襲うわけ、そいつも飛び起きて、あひゃゃあ!!!とか言うのを見てまた爆笑。

 

そんでね、一番何が記憶に残ってるかって言うと、星空なんですわ。長野の山奥、星がめちゃくちゃ綺麗に見える。

天の川をあんな風に見たのは人生であの時だけだった。

男数人で夜中にむさ苦しく見に行く、アスファルトの上にみんなで寝っ転がって、すわースッゲー!とか言ってるところに、流れ星が流れていった。

 

「俺たち、そういや1週間オナニーしてねえべ」

「俺、隠れてトイレでしたぞ」

「マジかよ、お前、いつ?」

「あ、また流れ星が流れたぞ」

「あの流れ星、ありゃ、まるで溜まった俺のザーメンみてえだ」

 

俺たちは馬鹿であった。

 

もうきっと二度と1週間山奥で軟禁されるなんてことは人生で起こらないだろうし、起こっても欲しくない、しかしながら、俺はあの頃の事をたまに思い出す時がある。

そして、たまに1人でふふっと笑うのであった。

俺たちを舐めるな!シンゴジラ感想

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シンゴジラってちゃんと見たことなかったんだけど、自分、今回(2018/12/16)のテレビ放映で初めてちゃんと見ました。

 

まず、見ていてなによりも思ったのは

ゴジラが怖い。

 

と言うのも、この映画、官僚である長谷川博己を中心に描かれており、とかくゴジラに対する対応やら社会の反応やらがえらくリアルなのである。

まあ、官僚がどーとか俺にはよく分からんが、組織ってこんなんだよなー!!!って思わせるシーンがめちゃんこある。

自分もそこそこ大きな会社で働かせてもらってるんだけど、大きな組織というのは、とにかく体面とトップの顔色と言うのをめちゃんこ気にするのだ。

俺みたいなクソ雑魚若手ですらそう思っているのだから、もっと上の人達は更に強くそう言ったことを思っていることだろう。

そういう組織の中で大きなトラブルが起こったとなると組織が大きい故に対応が後手に回るとかあるあるだよなぁ…なんて思った。

 

ようは、主人公目線というのが組織の中で生きる俺たちとかなり近い、こんな俺らカッコよくないけど、トラブル起こったら、もう、昼飯やら残業やら度外視で働くしかない、そんな時、己を突き動かしているのは小さな利害ではなく、ただ、ただ、組織の人間としての使命感である。

だからこそ、俺たちはシンパシーを感じざるを得ず、

 

長谷川さん!!!頑張れ!!!

 

と我々は応援せざるを得ないのだ。

 

 

では、ゴジラとは?

 

この作品で描かれるゴジラは巨大生物としてよりも大災害のメタファーである。

もっと言うと、見ていて多くの人が思っただろうけど、あれって多分、「3.11」だよね?

 

あの日は今を生きる日本人なら誰もが忘れることができない出来事だろう。

俺は、その日、図書館で受験勉強していて、あ、なんか揺れたな…と思った。そして、家に帰ると母が「あんた、ちょっと、えらいことになっとるで」とテレビの前にひっぱられた。

もう、冗談みたいな光景だった。街が黒い濁流に飲み込まれていく様は「衝撃」なんて一言では済ますことができない。

 

本作で描かれるゴジラはまさにあの時を追体験しているようだった。

冗談みたいなものが俺たちの生活を飲み込んでいく姿(特に、序盤、車を押し倒しながら進むゴジラ津波であった)はまさに3.11だった。

俺はゴジラの熱心なファンではないけれど、それでも何作か見てきた。その何作かを俺は普通のパニックムービーとして楽しんでいたけれど、正直、今回は怖くて楽しんでいる余裕はあまりなかった。

 

何と言っても空爆後のゴジラの咆哮、あれは怖すぎだろ。文明の利器が全く通用しない、無常感、そして、あっさりと死ぬ登場人物に呆然とした。

 

そして、ラスト、ゴジラの口の中に凝固材をぶち込むシーンは原発だよね。

 

この映画は大規模な災害が都心を襲ったら?と言う裏テーマがありありと見える。

 

実は、公開当時、同じような印象を受けた映画がある。それは「君の名は」である。

 

君の名は、隕石落下による街の消滅と言う、これまた3.11のメタファーを物語の中盤にぶち込まれている。そして、それを少年と少女の愛が救うと言うある種の幻想、もとい妄想を描いてもらった。それで、想像の中でだけでも俺は救われた気持ちになった。

 

 

今作でゴジラと言うメタファーから世界を救うのは官僚と言う、THE組織の人間たちである。

つまり、THE組織の人間である俺たちなのである!!!

 

だから、シンゴジラはヒットしたのではないでしょうか?

 

 

 

 

はい、これまでずっと褒めてきましたが、

俺、実はこの映画、そこまでハマんなかったんすよ…

 

緊張感と臨場感を出すためか、カットがめちゃ入るし、登場人物もめちゃでてくるし、実はこの映画、先に書いたように組織を描いているわけで、ダイナミズムはなく、ほとんど会話劇です。

その会話劇も特に面白くない。

あと、なんか、登場人物全員カッコつけ過ぎてて鼻につく。

 

裏でやってた「ドラゴンボールz復活のF」の真逆のようなお話でしたね。

 

とは言うものの、ラストのヤシオリ作戦には胸が熱くなりましたよ。

 

あれこそ、俺たちvsゴジラだろ。

 

人間舐めんなよ!!!

と叫びたくなった笑

 

 

 

 

いろいろ書いたけど、結局、俺の感性と合わなかったってだけで、この映画は近年の邦画業界の中で大傑作であることは間違いないし、それに、ゴジラを3.11のメタファーと書きましたが、それ以外の見方もできると思うんですよ。

例えば、クソめんど臭い取引先とか、超大事なコンペとか、そして、我々社会人はそんなゴジラ達と長谷川さんみたいに戦わないとダメなんですよね。

 

明日、もしかすると、あなたのところにもゴジラが来るかも!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

coco壱番屋のカレーは世界で一番美味い

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あんた何食べたい?

先週、ひさびさに実家に帰るよ、と母さんにラインしたら、こんなことを聞かれた。

 

俺はカレーライス!!と即答

 

昔から母さんが作るカレーライスが大好きだった。いっつも大盛りに白米を盛って、そのあと、これでもかとルーをぶちかけてバクバク食べる。

 

久々に母さんのカレーを食べれると思うとヨダレが出てきた。

 

土曜の昼ごろに実家に帰った。焼き鮭、卵焼き、大根のお浸し、ニンジンシリシリ、とガチで豪華、ご飯を3杯もおかわりしてしまった。

 

その夜、待ちに待ったカレー!!!

昔のように大盛りによそって、バグバグと食べた。

 

美味しくない…

 

何故だ?いや、美味しくないこともないけど…

昔のような感動はない…

何故だ?思い出補正か?

 

俺はその日、なんとなく腑に落ちない気持ちで家を後にした。

 

後日、coco壱番屋に入店した。

豚しゃぶカレー500キログラムを頼む。

 

500キログラム…かなりの量だ。いや、これは、ミスったかな?と思っていたら、目の前に出てきた。

 

デカイ。かなりデカイ。

 

coco壱番屋のルーというのが、ジャバジャバで、昔はこれがたまらなく嫌いだったが今では大好きだ。

 

一口食べる。

 

美味い

 

死ぬほど美味い。なんだこれ?

二口、三口と進めていく。

 

うん、美味い

 

なんなら母が作ったカレーよりも美味い。

何故だ?

 

家を離れて数年。俺の舌は母が作るカレーよりもcoco壱番屋のカレーの方が馴染んだのか…

 

 

500キログラムをぺろりと平らげてしまった。

 

美味い、美味かったが、なんとなく不服であったのである。

 

 

ハリーポッターシリーズは 原作未読はお断り!不親切な作りに不満爆発。全作公開順にネタバレ感想かいてみた

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いやいや、ハリーポッター最高かよ

昨年末ユニバーサルスタジオジャパンでハリーポッターライドというLSDをきめたときに見る幻想のような乗り物に乗った時、その気持ちは確信に変わった。

そういや、昔、ハリポタの映画は全部見てたなと再度鑑賞。

そしたら、ふつふつと怒りが湧いてきて、いろいろとこのブログにぶつける所存であります。

いや、お前ら、手放しで褒めちぎってるけど、実際、ハリポタのことどう思ってんだよ

正直、トレマーズのがおもしれえぞ!!!

俺、ことハッフルパフの牛丼一筋46億年が過去のレビュー記事をまとめて全作一気解説記事にいたしましたぞ。

 

 

 

 

・ハリーポッターと賢者の石

いやいやちょっと待って!!ダニエルラドクリフとエマワトソン超可愛い

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やっぱり、白人様は違えや

え、あ、ロン?ん?

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うん、まぁ、いいんじゃない?

 

ストーリーはガッチガチの子供向け王道ファンタジーを踏襲しつつ、意外とミステリーにも力を入れてるバランスの良い作品。

 

とは言うものの、ターバン野郎が犯人なのは一目でわかる安心設計である。

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シリーズ一作目の今作はハリーポッターの舞台となるホグワーツの魅力があますところなく詰まっている。

動く階段、喋る絵、広間を通り抜ける幽霊、あと、バカでけえ食事机。

もう魅力的過ぎる。

俺も11歳の時、ホグワーツに行きたかった。

まぁ現実は地元の中学に進学して半グレの先輩にボコボコにされる毎日だったわけだけど。

 

これ、もう20年近くも前の映画なのな。

流石に最近のCGに比べると見劣りする。

 

あと、なぜ、賢者の石がある部屋の前の部屋の鍵が飛んでる部屋とかさ、チェスする部屋とかさ、ターバンはどうやって通ってきたんだろうね?

 

別にどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。

 

しかし、これ、だいぶ小さい子供を対象年齢にしてそうで、26ちゃいの俺が見ると少し物足りなく感じました。

 

しかし、子供向けファンタジーとしては間違いなく満点の作品で、これを見た少年少女達は2.3日ホグワーツに行きたいとかウダウダ言いそうないい映画でした。

 

・ハリーポッターと秘密の部屋

 

相変わらずダッドリー家で常軌を逸したいじめにあっているハリーポッターくん

そんなハリーを空飛ぶ車でロン達が助けに来たところはテンション上がったよ。

わかってるね子供心。

 

ストーリーは前回の賢者の石よりも少しダークになりつつも子供心をくすぐらせる要素は決して忘れない。

 

あと、魔法もバンバカ出てきて見てて面白かった(小並感

 

最後のバジリスクとの対決の時、剣が出てきたけど、死ぬほど御都合主義だなとか思っちゃったけど、そう言うことをハリーポッターで考えるのは負けな気がするの。

 

相変わらず、主要キャラ3人は可愛らしいし、ホグワーツは魅力的だし……

 

ちょっと待てよ!!

この映画ホグワーツとキャラの魅力だけで成立してねえか?俺、さっき見たばっかりなのに内容全く覚えてない。

いや、正確には覚えているんだけど、心を動かされるシーンが1つもなかったので印象に全く残っていない。

 

さっきからディテールばっかりでストーリーには一切触れていないもんね…

 

でも、きっとハリーポッターってストーリーめちゃくちゃ気にしてる人って少ない気がするし、というか、まだまだ話は序盤で不死鳥の騎士団あたりからガッツリとヴォルデモートが絡み出すので、そこまでは我慢かな。

まぁ、あれだ

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取り敢えず、ホグワーツ行きてえ!!とキャラ可愛い!!!って思えただけで見た価値ありました。

 

 

つぎはアズカバンだぞ!!!

確か、アズカバンは映画館に見に行ってめちゃくちゃ面白かった記憶があるので超期待。

 

・ハリーポッターとアズカバンの囚人

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この作品から急に主要キャスト達が大人っぽくなる。第二次成長期のすごさを見せつけられました。

ストーリーはハリーのお父さんとお母さんを裏切った闇の魔術師シリウス・ブラックがアズカバンから脱走。

 

「絶対、ぜーったい!許さないんだから!」と憤るハリー。

 

ホグワーツにはナイスジェントルマンであるルーピン先生が赴任。

 

一体どうなっちゃうの?と言うお話。

 

まず、兎にも角にもルーピン先生イケメンだわ。

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ユーモアもあるけど、叱るときはキッチリ叱る、生徒からも慕われるいい先生。

こんな先生に教えてほしかったよ…と嘆いた視聴者も多いはず。

 

また、今回は前回の後半は石にされてイマイチ活躍どころのなかったハーマイオニーが大大大活躍。

 

そして、ハーマイオニーが綺麗になっている!!少女と呼ぶにはもはや失礼。レディとなって帰って来てる。

 

そのかわり、ロンはシリウスさんに足を噛まれて途中退場。残念。

 

この作品、なんと言っても、ハリーの親父の同級生たちが大勢出てきて、過去や例のあの人の事が少しずつ分かってくる。

 

ロンが飼ってたネズミがまさか…

こんな汚ねえじじいだったとは…トラウマ級の衝撃。

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また、作品の後半では逆転時計によるタイムトラベルがあります。

それによって、え!?あそこはこうだったんだー!!と伏線を見事に回収。

 

また、今作で注目したいのは、生徒たちがみんな制服を着崩して来ているところ。

ここら辺の演出があるからこそ、生徒一人一人に個性が出ていい感じ。

ハリーたちの成長も相まって、ビバリーヒルズ青春白書みたいだね!(見た事ないけど

 

過去二作品よりも大分見応えがあった。

 

・ハリーポッターと炎のゴブレット

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男はつらいよで寅さんが夢を見ているシーンから始まるくらいにお決まりのおじさんおばさんからの折檻シーンから始まるのかと思いきや、まさかのクディッチワールドカップ!!!

 

いやー、テンション上がりますねー

とそこにヴォルデモートの手下達が来襲!

今回は本格的にヴォルデモートとの関係が描かれるのか!?

 

そして、ホグワーツには他の魔術学校の生徒達が集まり、三大魔法学校対抗試合が開かれる!!

 

え!他の魔法学校ってあったの!?と驚き。

 

ホグワーツからはハッフルパフの人気者セドリックが選出された!!!

ハッフルパフって勝負強くないイメージあって、なんとなく劣等生が集まってんのかな?

とか思ってたけどセドリックみたいなイケメン優等生もいるのな。

ハッフルパフは俺らの味方だと思ってたのに!

 

そこに、なんと何故かハリーが試合に選出されて、一体どうなっちゃうの〜と言うのが本作のストーリーです。

 

 

この映画、何を置いても話したいのが

 

ダンスパーティーでしょ!!!

 

ダンスパートナーがなかなか見つからないハリーとロン。ハリーは片思い中のアジア系美人のチョウを誘うも、チョウはなんとライバルのセドリックのパートナーと言う噛ませっぷり…これはキツイ…

 

ロンはロンで可愛い他校の生徒を勢いで誘っちゃって落ち込んだり…

 

お前ら可愛い過ぎか!!!

 

もう、普通のティーン過ぎて大好き!!!

おじさんこう言うキラキラした演出に弱い。

お前らのそう言う青春臭いところ、おじさん大好き!!!抱きしめさせろ。

 

 

また、なんと言ってもハーマイオニーでしょ!

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階段から降りてきたハーマイオニー。

彼女はハリーやロンよりも一足先に大人に…って感じがして、女の子ってやっぱり、男よりも精神年齢たけえよな!!!と思わされたよ。

 

そんで、ロンがもう馬鹿でさ、ハーマイオニーに酷いこと言うわけですよ。

 

お前、馬鹿!!ハーマイオニーの乙女心に気づけや。

 

もう、これ以上俺のことをキュンキュンさせんな!!!

 

泣くハーマイオニーに私はね、正直、もう、やられてしまいました。

 

ストーリーは終盤で遂に例のあの人が復活!!

するとともに、セドリック死亡。

 

せ…セドリックぅうう!!!

 

セドリックって、今作で初登場なんだけど、結構いいキャラしてたのよ。

いい奴だし、本来ならライバルのハリーに対してすら優しいし、みんなからも慕われてるし、

なんと言ってもきつかったのが、セドリックはお父さんとすごく仲よさそうなのよ。

 

父子家庭なのかな?見た感じお父さんにすっごく愛されて育てられたんだな。とかいろいろ妄想を私は下世話ですが思っていたんですよ。

 

それなのに、一瞬で殺されてしまったセドリック…お前、こいつまだ17歳そこそこだぜ…

悲しすぎる。俺はガキが酷い目に合う映画が嫌い。だから、A.Iも途中まで見たことあるんだけど、もう途中からつらくて見れないのよ。

 

セドリック…セドリックよ…

 

そして、這々の体でヴォルデモートから逃げるハリー。

 

目と頭がヤバそうな先生が実は敵だった。とか飲んでたのがお酒ではなく、ポリジュース薬だったとか、今作も最後に大どんでん返しがあったと、見応えグンバツ

 

セドリックが殺されてさ、すっごく後味悪いなと思っていたけど、ダンブルドアがハリーに「お前は1人じゃない…」

と話しかけるシーンで少し報われたよ。

そうだぞ。ハリー、お前は1人じゃない。

俺もついてるぞ!!!

俺は7畳半の部屋でパンツ一丁でスーパーカップ食いながら思いました。

 

この2作品を見て気づいたんだけど、これ映画の対象年齢がだんだん上がっていってない?

正確に言うと、ハリー達の年齢に対象年齢合わせているんだろうなと思いました。

 

ハリポタの熱狂的なファンはきっとハリーと同年代だった人なのかな?ハリー達と共に成長してきたみたいなね。

だからこそ、ハリー達にに対してシンパシーを感じて、自己投影してきたからこそ、ハリポタの事が大好きなのではないでしょうか?

 

いやはや、これからの展開が超楽しみ。

 

 

炎のゴブレットで遂に復活を遂げたヴォルデモート!!!この先、一体どうなるのか!?

と終わったわけですがね。

不死鳥の騎士団も謎のプリンスもマジで暗い。そんで辛い。

 

・ハリーポッターと不死鳥の騎士団

 

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前作で復活したヴァルデモートなんですけど、なんとからの復活は魔法界ではなかったことにされていた!!!

 

なっなにー!?

 

というのも、魔法省の大臣コーネリウス・ファッジがヴォルデモートにビビりすぎて

「復活なんてあるわけねえだろ!!!」

と現実逃避。

 

新聞社にも圧力をかけて、ハリーとダンブルドアを嘘つき扱いしていたのであった。

 

ファッジマジ無能。

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無能すぎて笑えないレベル。

 

そして、そんな無能男はダンブルドアのお目付役として、魔法省のドロレース・アンブリッジをホグワーツの教師として送り込む。

 

このアンブリッジが虐待はするわ、スリザリン贔屓するわと妙にムカつく。

過去5作の中でヴォルデモート以上に嫌悪感を抱かせてくれる。

 

このアンブリッジが校則をめちゃくちゃに書き換えて、果てはダンブルドアを追放してホグワーツの校長になっちまうわけでさぁ。

 

そんなヤバイ状況下でハリー達は「ダンブルドア軍団」と言う「たけし軍団」みたいな学生自警団を組織する。

その中の1人で炎のゴブレットからハリーがお熱だったチョウチャンとハリーが遂に結ばれる。チョウチャンとハリーのキスシーンはこの作品唯一の癒しやぞ。

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チョウチャン。決して可愛くはない。

なぜハリーはチョウチャンに惚れたのか?

セドリックの彼女だったからこそNTR性癖で興奮していたのか?

そもそも、最後はロンの妹とくっつくハリーなんだけど、ロンの妹も可愛くない、

さてはお前B専だな?

 

物語終盤、シリウスが魔法省でズタボロにされる夢を見て、魔法省へと急ぐハリー達をアンブリッジが妨害。ハーマイオニーの機転でアンブリッジをケンタウロスの餌にする事に成功し、シリウスブラックを救う為に魔法省へ。

 

まぁ、もちろん罠だったわけで死喰い人に囲まれます。

 

そして、ハリーの目の前でシリウスブラックが殺される。

 

これ辛すぎるわ。シリウスはハリーを息子のように、ハリーはシリウスのことを父親のように思っていたのに、悲痛なハリーに心を痛めたワイ…

 

その後、ダンブルドアとヴォルデモートの兄貴の一騎打ち。

 

ヴォルデモートは逃げ、2人の争いは人々に知れ渡ることとなり、ヴォルデモート復活を人々が知ることとなったのであった。

 

全体的に不死鳥の騎士団は過去作と比べると暗い。また、アンブリッジがガチでやな奴なので、見ていて本当に腹たってくる。

 

ハリー・ポッターシリーズのドキドキやワクワク、笑えるシーンはほとんどなくひたすら暗くジメジメとしていた。

謎のプリンスはもっとカタルシスがある作品だといいなと思って謎のプリンスを見ました。

 

・ハリーポッターと謎のプリンス

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お前、謎のプリンスの方が暗いじゃねえか!!

 

俺はホグワーツの生徒達の笑えるティーンらしいやりとりや、ワクワクドキドキした魅力いっぱいの魔法の世界を見せてくれた、賢者の石、秘密の部屋、アズカバンの囚人、炎のゴブレットの4作品が大好きだ。

 

でも、不死鳥の騎士団からこの謎のプリンスまでそういった要素は鳴りを潜め、ただひたすら暗いし、冗長だし、カタルシスもなく、いいところがあんまりない。好きな人はごめんなさい

 

 

謎のプリンスのストーリーはダンブルドアがヴォルデモートの魂が封印されたアイテムをハリーとともに叩き割りに行く。以上。

 

良かったシーンは、ハーマイオニーがロンとラベンダーのキスを見て泣くシーン。

ここら辺は暫く見れなかったティーンらしいシーンですっごく良かった。

もう、お前ら早くくっつけよ。ヤキモキする

 

もう一つ、本当は笑っちゃダメなんだけど、ダンブルドアが黒い水飲むところ。

あそこ笑っちゃいけないシーンなんだけど、狼狽するダンブルドアがおじいちゃん過ぎて笑えた。

あのシーンちまたでは、二日酔いの老人に水を飲ませようとする若者とか言われてんだな。笑える

 

しかし、なんといっても特筆すべきは

マルフォイ少年だろう。

 

親父のミスの償いで死喰い人になったか彼。

最初こそ、あの人に認められた!ウッホボーイ!とはしゃいでいたフォイくんですが、

途中から「ああ、失敗すると殺されるぅうう」とビビりだすあたり、マジフォイ君。

 

マルフォイってハリーポッター知る前まではハリーのライバルなのかな?と思っていたけど、全然そんなことない、ただのかませ犬で泣ける。だからネタキャラ化してるのね。

 

不死鳥の騎士団ではマルフォイにキレたハリーに対してロンが

 

「マルフォイ如きにキレるなよ…」

 

と完璧にアウトオブ眼中な発言をしていたし、

 

謎のプリンスでハリーとマルフォイがタイマンで戦った結果、

 

マルフォイはズタボロなら負けるし…

 

マジ、こいつかませ犬すぎるフォイ…

 

 

物語は終盤でスネイプがダンブルドアを殺害。

実は謎のプリンスはスネイプであることが判明する。

 

驚きよりも、え、お前、自分のことプリンスとか言ってたの、ダッセェ〜!!!

 

と言う感想しかありませんでした。ごめんなさい。

 

さて、長かったハリーポッターシリーズも遂に大詰め!!!

一体どうなってしまうのか!?

 

長かったハリーポッターシリーズも遂に最終章

 

不死鳥の騎士団以降、ハリーポッターシリーズの魅力である、夢のある魔法の世界と生き生きとしたキャラクター達がどんどん暗く、冗長で退屈になっていく中、遂に完結かと一安心。

 

しかしながら、死の秘宝part1は1番ひどかった。

 

・ハリーポッターと死の秘宝part1

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まず、死の秘宝は原作をほとんどカットせずに作ったらしく、その為か映画としての魅力に今ひとつ、いや、正直、かなり魅力にかける作りになっている。

 

まず、マッドアイの唐突な死。不死鳥の騎士団の中心人物の彼の死が「マッドアイが死んだ」の一言で済まされるのは如何なものか?

それだけでなく、魔法大臣が殺された時にしろ、「魔法大臣が殺された」の一言で済ますのは如何なものか?

2人とも結構重要なキャラだろ。

 

また、両親の墓に行って、おばあちゃんと会って蛇に襲われるシーンは最早意味不明。

このシーンいるか?

 

ここら辺が原作ではどう描かれているか非常に気になる。

 

ロンが戻ってくるあたりも決して盛り上がりはしない。というか、ロンが出て行ったあたりもどうせ戻ってくるんだろうしなぁとしか思えなかった。

 

また、物語の殆どはハリー達が荒野でウダウダと落ち込んでいる印象。それだけじゃなくて、彼らの逃避行も行き当たりバッタリ過ぎて見ていて、お前らどこにいこうとしてんだ!?ってなる。

 

あと、せっかく前作でキーパーソンのように描かれていたRBAがまったく出てこないし、グリンデルバルドも殆どぽっと出の訳わかんないキャラだったし、そこら辺雑じゃね?

(※まさか、ファンタスティックビーストであんなに出てくるとは)

 

前作から思ってたんだけど、暗い。

 

ハリーポッターの魅力はホグワーツと言う、青少年なら誰もが通ってみたいワクワクする舞台で魅力あふれるキャラが生き生きと生活し、そこに学園ミステリーやティーンらしい恋愛、友情が入り混じる所にあると俺は思っている。

正直、ストーリー自体は真新しさや、斬新さ、精密さに欠けると思う。もちろん、原作を読んだら違うんだろうけどさ。

 

それが、回を追うごとに魅力はなくなり、ただの暗くてガバガバの映画になっちまった印象。

 

とは言え、まったく見所がないと言うわけでもなく、例えば、結婚式からロンドンの街に逃げた所は劇中初のロンドンな訳で、大都会にあの3人がいると言うだけで少しテンションあがった。

 

また、ロンが見る幻覚。あれもシリーズを通して見てきた身としてはかなり辛い。

それをロンが打ち破ると言う所にも少なからず感動した。

 

とりわけ1番心打たれたのはドビーの死だ。

秘密の部屋の頃から隠れドビーファンだった俺は彼の死に涙を流した。

ドビー…おまえって奴ぁ…

まぁ、ドビーがなぜあのタイミングで来たのかもイマイチ理解できなかったけど。

(それはpart2で明らかとなるけど)

 

色々書いたけど、原作を映画としてキッチリ編集してないからこんなことになるのではないか?

本当にこれが原作ノーカットなのか??

もう、正直、わけわかんな過ぎ!

そうやって作ることであえて原作を買わせる作戦か?

 

正直、見なくてもいいと言うのがpart1の感想。

 

 

 ・ハリーポッターと死の秘宝part2

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part2はpart1に比べてテンポもだいぶ良くて面白かった。

戦闘シーンは派手だしね。

でも、凄く不満なのはこの戦闘シーンが単調なんだよね。前々から思っていたけど、こんなん光の玉飛ばしあってるだけじゃん。

もっと魔法っぽい攻撃方法ないのかね?

こうさ、防御一つとっても炎の壁が出てきたりとかさ…

 

 

あと、不満点としてはダンブルドアの弟や妹の話は急だし、それをダンブルドアの秘密主義の一言で済ませられたら腑に落ちない。

 

それだけじゃない、ロンのオカンが強キャラのベラトリクスを一撃で倒すとことか、おーっ!!!と思う反面。

あれ?ベラトリクスってこんな弱いの?と思っちゃった。

 

 

まぁ、不満点はあるものの、8作も見てきた訳だし、感慨深かった。

 

ロンとハーマイオニーもようやく…ようやく結ばれたしな。俺は地味にこの2人の恋の行方がずーっと気になっていたので、結ばれて本当に良かった。

 

ヴォルデモートさんを倒すとこも非常にアッサリとしていましたが、

まぁ、なんだ、細けえこたあいいんだ。

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これぞまさに大団円と行ったところだ。

 

ラスト、駅で子供達を見送るハリー達。

賢者の石でちびっ子だったハリーが大人になって子供を見送る…それだけでも感動する…

 

それはそうと、マルフォイよくあんなことしておいて普通に表歩けるな…

 

ホグワーツの戦いの後もホグワーツに通い続けたって鋼のメンタルじゃんよ。虐められたりしなかったのかな?

 

 

・総評

全体的に毎作品見てて思ったのは、「原作読んでないけど、これ、多分だいぶ端折られてるんだろうな」ってこと。

毎回毎回、え?、これイキナリ出てきたけど何?とか、めちゃ展開急やんとか、これ説明不足すぎるやろとか思う点がメチャクチャ多かったです。

膨大な量の原作を2時間で収めようとするとそうなるのは仕方のないことなのかもしれないけど、映画でするよりもテレビドラマとかの方が合ってたかもね。

 

そう言うちょっとした矛盾点も明るい冒険活劇であった炎のゴブレットまでは許せたけど、それ以降のサスペンス&ミステリーに重点を置いた物語ではそう言った説明不足はいささか不親切に感じた。

原作読んでる人は一体どう思って見ていたか非常に気になる。

 

とは言うものの、流石大ヒットシリーズだけあって、毎回見てて楽しい場面はいくつもあった。やっぱりこれだけ多くのフォロワーを生むハリポタの世界観というのは本当に唯一無二で夢と希望に溢れていて素晴らしいと思います。

 

 

とりあえず、原作を買って読んでみようと思います。

その後、また通しで見たらだいぶ印象変わるんだろうなー

 

 

 

フォロワーの増やし方を実践したらフォロワーは増えるのか!?

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こんにちは、名古屋在住、社畜2年目、イヌイヌの実モデル会社の犬の管理人です。

日々、Twitterやブログで名古屋飯やら映画やらゲームやら、およそ人の役には立たないであろう記事を量産しています。

 

ただの趣味ではじめたもんでして、今噂のインフルエンサーやらブロガーとして食べて行く気なんてサラサラないんですけど、やはり人と言うのは欲深いものでして、やってるうちにもっとフォロワー欲しいし、もっとブログのpv数も欲しくなってきました。

 

そこで、「Twitter  フォロワー 増やす」で調べたら、出るわ出るわ関連記事。

 

とりあえず、手当たり次第に読んでみます。

 

なるほど…

まったく分からん

 

要するに、マネタイズしてノマド生活して意識を高く、ターゲットを絞ってインフルエンサーに乗っかればいいらしいです。

 

……

 

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すいません。脳みそスポンジボブ、ほとんど猿と知能同じの俺には理解できませんでした。

 

それでも調べて行くうちに数件、とても参考になる記事を見つけました。

 

・参考にさせて頂く記事3つ

 

Twitterフォロワー数3万人以上、まさにインフルエンサーと言って差し支えのないお人。

プロ無職、るってぃさんが書かれているブログ「プロ無職」より、

 

ブログ収益7ケタ達成とかどうやってすんだよ!?ってことを達成しており、普段はバンコクで暮らしている…書いてて思ったけど、この人すごくね?アフェリエイトの申し子マナブさんが書かれている「manablog」より、

 

最後に入社4ヶ月で会社を辞め、以後、独立3ヶ月で16万円稼ぎだし、こーせい/"自遊人"クリエイターさんの書かれている「HO-KOSEI」より、

 

 

 

・フォロワーを増やすためにすべき6つの事

上の3つのブログで言及されている共通項をまとめました。

 

・プロフィールを凝る

Tweetは多目にする

インフルエンサーに乗っかる

・トレンドに乗っかる

・有益なことをつぶやく

 

もちろん、もっと細かく丁寧に書かれていたのですが、大別するとこんな感じ。

 

・プロフィールを凝る

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これが俺の今のプロフィール。

だいたい5分くらいで作ったプロフィールです。たしかにプロフィールが大事と言うのは当たり前のことですが、自分的には盲点でした。目から鱗でしたね。

俺のツイートは映画ツイートが多めで、自分の近況が少しという感じです。

 

ここで重要なのは自分が何を発信したいのかです。どんなジャンルで責めましょうか…

 

これまで通り、映画でもいいですが、あえて別ジャンルの事を発信してもいいのではないでしょうか?

 

考えた末に決めたジャンルは

 

 

 

 

 

犬はみんな好きです。

あと、可愛い動物系のTweetリツイートされやすい。

 

考えに考え抜いた結果作ったプロフィールがこちら

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画像には我が家の愛犬モカちゃん❤️

プロフ文章は自分の自己紹介とどんな内容のTweetを発信していくのかわかりやすく書きました。

 

Tweetは多目にする

どんな有益な事を呟いてもタイムライン上で存在をアピール出来なければ、まったく無意味です。多めに呟いて存在感を出しましょう。

また、Tweetする際は140字目一杯使いましょう

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とりあえず、こんな感じですかね。

Tweet内容をどうしようか迷ったのですが、Twitter上では犬って言うペルソナを僕はつけていますので、変に言葉で飾るよりも、犬語でTweetしておきました。

 

インフルエンサーに乗っかる

インフルエンサーとは?

世間に与える影響の大きい行動を行う人ですね

 

有名どころで言うと、はあちゅうさんや、イケダハヤトさんですね。

この2名はブログ界Twitter界では最早神レベルです。

もしもTwitterをビジネスにつなげたければ、このお二人は絶対にフォローしておくべきです。

 

しかしね、日本最強のインフルエンサーってほかにいますよね?

 

インフルエンサーとは…世間に与える影響の大きな行動を行う人物のことですよね?

 

 

そうです、日本最強のインフルエンサー

 

 

安倍晋三総理大臣ですよね。

 

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お、ちょうどTwitterについてTweetしておりますね。早速乗っかりましょう。

 

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こんなもんでええでしょう。あとはこのTweet安倍総理が乗っかってきてくれれば僕のフォロワー数はうなぎのぼりですね。

 

おいおい、ちょっと安倍総理じゃあインフルエンサーとして弱いんじゃないの?

と疑問に思われた方、安心してください。

第2の矢は用意してあります。

 

 

世界で1番のインフルエンサー

 

そう、トランプ大統領ですね。

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英語だから何書いてんのかそもそもわかんねえ

でも安心してください。

翻訳ボタンを押せば全て解決です。

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……それでもよくわかんねえ…

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とりあえず応援メッセージを送っておきました。これで、トランプ大統領に絡まれたら俺のフォロワーは何万人ってレベルで増えるのではないでしょうか?

てか、政治事情って書こうと思ったら性事情になってましたね。

アメリカの性事情…まぁ、気になるっちゃ気になる。

 

 

 

・有益な事を呟やく

有益なこと…犬について超有意義な事を呟いて、犬好きのハートをガッツリ掴んでいきましょう。

 

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なんだか、犬について考えていたら怖くなってきました。

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すいません2Tweet目で既にネタ切れです。

 

 

 

 

・総論

僕がね、今回の記事で何が言いたかったと言うとね、どんなに有益な情報でも間違ったインプットの仕方をすれば全く意味がないと言うことです。

 

クラスにいたじゃないですか、

「俺、勉強してんだけど、全然成績良くなんねえんだよな〜」とか言っていた人。

 

で、勉強方法聴くと、教科書丸暗記とかしてたりするわけですよ。

 

そう言う間違った方向での努力も経験としてはきっとかなり重要だと思うんです。

トライアンドエラーで効率の良いやり方を学んでいけばいいんです。

 

1番やべえのは間違ってることに気がつかないこと

 

今回はそう言う努力してんだけど、結果に結びついていない方に

 

「努力の方向本当に合ってる?」

 

と皆さんに客観的に見て欲しく、記事を書きました。

 

ちなみに、今回参考として上げた3つのブログはTwitterというシステム、Twitterの本質、Twitterでフォロワーを増やす方法についてマジでめちゃくちゃ詳しく、そして分かりやすく、書かれています。

 

おい!!!てめえ!!!ふざけた記事書きやがって!!!ぶっ潰すぞ!!!

と、ブチ切れている方、すいません。再度リンク貼りますんで、是非とも一読してノウハウを吸収し、Twitterライフを楽しんでください。

 

 

 

Twitterフォロワー数3万人以上、まさにインフルエンサーと言って差し支えのないお人。

プロ無職、るってぃさんが書かれているブログ「プロ無職」より、

 

ブログ収益7ケタ達成とかどうやってすんだよ!?ってことを達成しており、普段はバンコクで暮らしている…書いてて思ったけど、この人すごくね?アフェリエイトの申し子マナブさんが書かれている「manablog」より、

 

最後に入社4ヶ月で会社を辞め、以後、独立3ヶ月で16万円稼ぎだしているこーせい/"自遊人"クリエイターさんの書かれている「HO-KOSEI」より、

 

 

※俺のクソふざけたTweetにも「いいね」をくれたフォロワーが何名かいらっしゃいました。

マジでありがとう。これからもよろしく。